巨大都市東京で、仮設市街地からの復興は可能か
地震列島日本。いつどこで発生するか予断を許しません。
「災害は忘れた頃に来る」のではなく、「忘れる前に来る」かのようです。
被害を小さくするには事前の防災や直後の緊急対応も大切ですが、災害後の復旧・復興という難敵が控えていることを忘れてはなりません。
阪神・淡路大震災では、復興において地域のコミュニティを維持できず、問題を残しました。むしろ、元の住まいやまちをベースに人と人のつながりを大事にしながら生活を再建する方式こそが復興の基本といえるでしょう。
それを実現するのが「仮設市街地」の考え方です。
巨大都市東京ではたして、それが可能でしょうか。
「提言!仮設市街地―大地震に備えて―」の出版を記念して、標記のシンポジウムを開催いたします。
奮ってご参加ください。
■プログラム
【基調報告】仮設市街地は復興の基本
・中林 一樹(首都大学東京教授・首都直下地震避難対策等専門調査会座長)
【パネル・ディスカッション】東京で、仮設市街地は実現するか
パネラー
・大熊 喜昌(大熊喜昌都市計画事務所代表)
・齋藤 實 (東京都総務局総合防災部副参事)
・中林 一樹(首都大学東京教授・首都直下地震避難対策等専門調査会座長)
・森反 章夫(東京経済大学現代法学部教授)
・吉田 雅一(災害復興まちづくり支援機構 東京都不動産鑑定士協会 相談事業副委員長)
コーディネーター
・原 昭夫 (自治体まちづくり研究所、元千葉大学客員教授)
日 時
2008年8月2日(土) 15:00(開場14:30)〜17:30
会 場
東京税理士会館地下1階101号室(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-6)
JR千駄ヶ谷駅徒歩5分、代々木駅徒歩7分
地図:http://www.tokyozeirishikai.or.jp/map/index.html
参加費 無料(資料代実費)
主 催 仮設市街地研究会・災害復興まちづくり支援機構
後 援 東京都、(財)東京都防災・建築まちづくりセンター、日本災害復興学会、(社)日本都市計画学会、(NPO)日本都市計画家協会
参加申込み方法【定員90名】
事務局宛(webmaster@syutoken-lab.com)に、氏名・所属・連絡先(メール等)を明記の上、お申込み下さい。なお、件名に「シンポジウム申込み」とご記入ください。
申込み・問合せ先
仮設市街地研究会事務局
(株)首都圏総合計画研究所 (担当:阪野(サカノ))
TEL:03-3367-1271 FAX:03-3367-1272
E-Mail:webmaster@syutoken-lab.com |