町家点描
著者紹介
◆著者
藤島亥治郎(ふじしま・がいじろう)
明治三十二年、盛岡に生まれ、東京で育つ。大正十二年東京大学工学部建築学科卒業。京城高等工業助教授、教授を経て、昭和四年東京大学助教授、教授(三十五年まで)。四十四年まで芝浦工業大学教授。専攻建築史。工学博士。昭和十一年より文部省国宝保存会(現在の文化庁文化財保護部)の委員として五十五年まで兼任。四十三年日本芸術院恩賜賞。六十二年日本建築学会大賞。四天王寺伽藍等設計。著書多数。現在綜芸文化研究所長。日本建築学会名誉会員・日本民俗建築学会顧問。
藤島幸彦(ふじしま・ゆきひこ)
東京都出身。早稲田大学大学院日本文化史・美術史専攻博士課程単位取得。昭和六十年早稲田大学教育学部助手、昭和六十二年綜芸文化研究所主任研究員・以後早稲田大学教育学部講師を兼任。さらに大東文化大学等にも出講。専攻・日本建築文化史。日本民俗建築学会理事。日本建築学会会員。著書に『町家歴訪』(学芸出版社)。論文に「本陣建築修覆史小考」「明治中期の邸宅建築における洋風意匠の導入」「世田谷の近代宅地開発」(日本民俗建築学会)等がある。
◆写真
田畑みなお(たばた・みなお)
昭和十九年、静岡県伊東市に生まれる。東京綜合写真専門学校卒業。日本写真家協会会員。数寄屋建築、茶室、古建築、日本庭園をはじめとして、伝統文化を主体に撮影。主な作品に『桂離宮』(小学館)『日本名建築写真選集三渓園』(新潮社)『植治の庭 小川治兵衛の世界』(淡交社)『数寄屋邸宅集成』『数寄の名料亭 松の茶屋』『現代の数寄屋』(以上毎日新聞社)『日本の庭園美 兼六園・成巽閣』(集英社)『ふるさと静岡県 文化財写真集』(静岡県教育委員会)等がある。
学芸出版社
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