「町家模型」のできるまで
手斧始(ちょうなはじめ)の巻 (2002.6.10 MON)

 報告・矢ヶ崎善太郎(京都工芸繊維大学助教授)
作業の場所は京都工芸繊維大学の西部構内、一号館という建物の三階にある造形工学科四回生製図室です。写真の建物の向かって右奥にあります。
今日の作業は、これから模型を手がけるにわか職人衆による釿始めの儀式です。新しい材なので白っぽく、特に人見梁用の材などはいかにも安っぽく見えそうなので、加工する前に柿渋を塗ることにしました。何人か時間が取れた学生が集まって、材料を確認して、これからの日程を確認して、明日からがんばろう、といって解散しました。
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