2021年10月21日 / 最終更新日時 : 2021年11月10日 岩切江津子 インタビューレポート「内田嘉吉文庫に見る 近代建築の父・辰野金吾と海を渡った建築家たち」@日比谷図書文化館 日比谷図書文化館の特別研究室で開催中の企画展示 「内田嘉吉文庫に見る 近代建築の父・辰野金吾と海を渡った建築家たち」10月19日~12月28日を見に行ってきました。 東京駅や日本銀行本店を設計したことで知られる辰野金吾は建築教育にも尽力し、多くの後進を育てました。今回の企画展示では辰野金吾と彼に連な…続きを読む
2021年9月16日 / 最終更新日時 : 2021年11月10日 岩切江津子 レポート・レビュー田中智之、観点の根元を語る in 加古川 |レポート 2021年9月13日、加古川のすてきなコワーキングスペースmocco 加古川さんで行われた『超建築パース』出版記念トークのレポートです。 新刊『超建築パース』 紙面はこんな感じです📖 濃紺線画だけでなく種々の着彩やパース技法、スケールも住宅・公園・地域・自治体・国土と横断的。ぜひ手に取って細部のバリ…続きを読む
2021年8月25日 / 最終更新日時 : 2021年11月10日 中川亮平 レポート・レビューがくげいラボ×Talkin’ About vol.3 山納洋×和田欣也『ビジネスとしての古民家再生』イベントレポート|山納洋×和田欣也 ●蒲生四丁目での空き家再生の始まり 山納:2008年にスタートしたプロジェクトで、最初の店は和田欣也さんが地元の地主さんに相談を受けて始まったんですよね。 和田:そうですね。蕎麦屋にして欲しいというリクエストだったから、出店される方の目星はつけていたけど、結局イタリアンに。(笑) 山納:イタリアンを…続きを読む
2021年6月8日 / 最終更新日時 : 2021年11月10日 中川亮平 レポート・レビュー『がくげいラボ×Talkin’ About vol.1『場の文化を育む場』を語る』イベントレポート 坂倉杏介さんの事例紹介&山納洋さん×坂倉杏介さんのトークセッション全編をまち座プラスで公開中! ご登録はこちら⇒https://book.gakugei-pub.co.jp/plus/#signup 【質問1】 自治会が所有する集会所などの既存の拠点を活用して、「芝の家」のようなコミュニティの場を住…続きを読む
2020年9月4日 / 最終更新日時 : 2020年9月7日 神谷彬大 レポート・レビュー『ストリートファイト』原著者 ジャネット・サディク=カーン氏 関連記事まとめ[随時更新] タイムズスクエアの歩行者空間化や400マイルにも及ぶ自転車レーンの敷設延長など多数のプロジェクトを手がけ、ニューヨーク市における公共空間の創出に改革を起こした、元ニューヨーク市交通局長ジャネット・サディク=カーン氏。 このたび著書の日本語版、『ストリートファイト 人間の街路を取り戻したニューヨーク市…続きを読む
2020年3月11日 / 最終更新日時 : 2020年3月11日 学芸出版社 レポート・レビュー[レポート]『由布院モデル』担当編集者が由布院に行ってみた 由布院のまちづくりを分析し、「カリスマに頼らない、持続可能な地域の仕組み」を導き出した『由布院モデル 地域特性を活かしたイノベーションによる観光戦略』(2019年2月発行)。著者の大澤健先生、米田誠司先生のお誘いで、2019年8月23~25日、編集担当Kが由布院に滞在しました。 「担当編集者なら原稿…続きを読む
2020年2月28日 / 最終更新日時 : 2021年11月10日 岩切江津子 レポート・レビュー[レポート]UMA / design farm展|Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields 学芸出版社も多くの本でお世話になっているUMA / design farm・原田祐馬さんの展覧会「Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields」が銀座のギャラリーG8で開催されています。3月28日まで。 ※2020年3月26日12:15更新 COVID…続きを読む
2019年12月9日 / 最終更新日時 : 2020年1月16日 中井希衣子 イベント案内【終了】[レポート]観光と都市のモビリティそしてアート(2020/01/11|京都) 1月11日(土)にロームシアター京都で開催された、「いま」を考えるトークシリーズ Vol.9 /観光と都市のモビリティそしてアート。阿部大輔先生(龍谷大学政策学部教授)と塚原悠也さん(アーティスト、contact Gonzo、KYOTO EXPERIMENT共同ディレクター) による対…続きを読む
2019年11月5日 / 最終更新日時 : 2019年11月21日 中井希衣子 イベント案内【終了】[レポート]UDCBK連続講座第1回|なぜ小さな空間から都市をプランニングするのか(2019/11/20|滋賀) 2019年11月20日(水)に第1回が行われたアーバンデザインセンターびわこ・くさつ(UDCBK)の連続講座「アーバンデザインスクール後期|小さな空間から都市をプランニングする」。 全5回の初回は「なぜ小さな空間から都市をプランニングするのか」と題して、同タイトルの書籍『小さな空間から都市をプランニ…続きを読む
2019年11月1日 / 最終更新日時 : 2019年11月6日 岩切江津子 レポート・レビュー[レポート]街並みと行き来して楽しむ「建築家 浦辺鎮太郎の仕事」展(2019/10/26~12/22|岡山) 先週末よりスタートしました、展覧会「建築家 浦辺鎮太郎の仕事―倉敷から世界へ、工芸からまちづくりへ 」。 Twitter上では嬉しい感想&鋭い読み解き&かっこいい写真がやまほどアップされているので、こちらにまとめております。 嬉しい感想&鋭い読み解き&かっこいい写真がやまほど…「展覧会|建築家 浦辺…続きを読む
2019年9月17日 / 最終更新日時 : 2019年11月13日 岩切江津子 イベント案内【終了】[レポート]小野なぎささん×山崎正夫さん「週末通いたくなる森の見つけ方」(2019/11/10 |大阪) 台風でひと月延期になってしまったにもかかわらず、多くの方にご参加いただけたトーク「週末通いたくなる森の見つけ方」。当日は会場のみなさんを巻き込んでの議論、おおいに盛り上がりましたのでここではそのレポートを。 会場となったのは大阪・谷町6丁目にある隆祥館書店さん。 まちの小さな本屋さんがどんどんなくな…続きを読む
2019年8月7日 / 最終更新日時 : 2019年10月7日 学芸出版社 イベント案内【終了】[レポート]小さな対話から都市をプランニングする@大和郡山(2019/09/28|奈良) イベントレポート 連続リレートークの奈良回、小さな空間から都市をプランニングする @大和郡山 が先週末9月28日に行われました。今回の”小さな空間”となる会場は、NPO法人くらす*さんの拠点となっている、元履物屋・ふくせさんです。 巨大な木造三階建てから始まった空き家掃除活動 本書著者陣、生駒市役所…続きを読む
2019年6月21日 / 最終更新日時 : 2019年10月3日 岩切江津子 イベント案内【終了】[レポート]クロストーク 『ストリートデザインから都市をプランニングする』(2019/7/29|京都) イベントレポート 7.29にタイルギャラリー京都で、出版記念クロストーク「ストリートデザインから都市をプランニングするーストリートデザイン・マネジメント × 小さな空間から都市をプランニングするー」。2冊合同の出版記念トークという珍しい形式のイベント、豪華6名のゲストということもあり、会場は満員御礼…続きを読む
2018年12月22日 / 最終更新日時 : 2018年12月23日 岩切江津子 レポート・レビュー[レポート]公衆サウナ&銭湯のあるまちのアイデアとユーモア|こばやしあやな × 森川真嗣 × 湊三次郎|2018.12.21 東京イベント(レポートはこちら)では、本書『公衆サウナの国フィンランド』3章の全6事例を総ざらいしながら(目次はこちら)、現代的な新しい価値を見つけることに焦点を絞って議論を進めました。京都回では打って変わって、“あるものをどう守っていくか”という視点で議論を深めてみました。会場は弊社3階に近日オー…続きを読む
2018年12月22日 / 最終更新日時 : 2019年5月31日 岩切江津子 レポート・レビュー[レポート]フィンランド版銭湯に学ぶ!いまどきサードプレイス の楽しみかた|こばやしあやな×加藤優一|2018.12.20 書籍『公衆サウナの国フィンランド』の刊行を記念して、クリスマスモードな二子玉川 蔦屋家電さんで行われた「フィンランド版銭湯に学ぶ!いまどきサードプレイス の楽しみかた」(こばやしあやなさん×加藤優一さん)。 30名の皆さんにご参加いただいた本イベント。二子玉川 蔦屋家電さんのとても素敵な二階ダイニン…続きを読む
2018年12月10日 / 最終更新日時 : 2019年8月6日 岩切江津子 レポート・レビュー[レポート]フィンランドの最新サウナ「Loÿly/ロウリュ」に行ってきました! 西村祐子(ゲストハウスプレス編集長) はじめまして!西村祐子です。ゲストハウスプレスというメディアの編集長をしています。最近、日本国内にとどまらず、世界各国のゲストハウス・ホステル事情を探るべく、LCCなどを駆使して旅取材を続けています。 今回、たまたま決まっていたフィンランドはヘルシンキ行き。フィ…続きを読む
2018年11月1日 / 最終更新日時 : 2021年11月10日 学芸出版社 レポート・レビュー[レポート]日本とポートランドのエリアリノベーション|馬場正尊×山崎満広 『エリアリノベーション』『ポートランド』出版記念トーク 馬場正尊(OpenA/東京R不動産)×山崎満広(ポートランド市開発局) 僕らは次の風景をイメージできているだろうか 僕は「まちづくり」という単語があまり好きではありません。この甘い単語のせいで、日本のまちづくりは遅れているのではないかとさえ感じ…続きを読む
2018年10月22日 / 最終更新日時 : 2018年11月6日 学芸出版社 レポート・レビュー[ブックレビュー]総合的に構えながら、慎重に一歩を踏み出した教科書|饗庭伸 数多ある専門書の中でも「教科書」は特権的な位置にある。常に知見が更新されていく最新の専門書から一歩引いたところで、それらの結節点となり、現代と古典の橋渡しもする。 このような「一歩引いた総合性」が教科書の価値であるが故に、その書評は実にやりにくい。そこに突出して新しい知見が示されているわけでもないし…続きを読む
2018年7月17日 / 最終更新日時 : 2019年2月27日 学芸出版社 レポート・レビュー[ブックレビュー]ローカルメディアに求められる「編集」とは何か|尾内志帆 「地域×編集」というテーマで特集される記事や媒体が目につくようになった。実際、都市から地方へ移住する編集者や、ある地域へ足繁く通う編集者ともよく出会う。かく言う私も、昨夏に15年住んだ東京を離れ、浜松市へ拠点を移した。全国にある地域に根ざした工務店の広報担当者とともに、自社メディアやSNSをローカル…続きを読む
2018年7月4日 / 最終更新日時 : 2019年9月6日 学芸出版社 レポート・レビュー[ブックレビュー]芸術と技術を融合するディテールに宿る情熱|関本竜太 アールトの建築はディテールである。逆に言えば、ディテールにこそアールト建築の本質は宿っているといえる。 アールトの建築の魅力は、作品集などからはけっして推し量ることはできない。アールトの建築に触れてみたいと、私がはじめてヘルシンキを訪れたのは1999年のことだ。その時はフィンランディアホールをはじめ…続きを読む
2017年12月13日 / 最終更新日時 : 2019年2月27日 学芸出版社 レポート・レビュー[ブックレビュー]「専門家の「孤独」──その役割は誰がどのように果たすべきか」|藤村龍至 「専門家の「孤独」──その役割は誰がどのように果たすべきか」 評 : 藤村 龍至 (建築家・東京藝術大学准教授) 「地方都市を公共空間から再生する」とは 景観デザインの研究者でありデザイナーである柴田久氏の経験が詰まった一冊。読んでいると、公共空間のデザインに際しては日常性・波及性・継…続きを読む
2015年10月8日 / 最終更新日時 : 2019年2月27日 学芸出版社 レポート・レビュー[ブックレビュー]持続可能な社会を拓くためのヒント|大島 堅一 国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新の報告書によれば、このままのペースで温室効果ガスが増大すれば、今世紀末の気温は5度近く上昇する可能性があり、そうなれば甚大な被害がでる。他方、原子力発電には、事故にともなう放射能汚染の危険性があるばかりでなく、放射性廃棄物の処分に大きな困難がある。…続きを読む
2015年4月22日 / 最終更新日時 : 2020年1月6日 学芸出版社 レポート・レビュー[レポート]パブリックをどう動かすか|馬場正尊×藤村龍至 新著『PUBLIC DESIGN』やウェブサイト「公共R不動産」で新しい公共空間の扉を開こうとする馬場正尊。埼玉県鶴ヶ島市、川越市、大宮地区で公共施設マネジメントに取り組む藤村龍至。まったく異なる方法論で「パブリック」に対峙する2人が語る、硬直したパブリックの動かし方、人口減少時代の建築家の役割とは…続きを読む