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伊藤滋氏推薦文


総合的なまちづくりに必携の書


伊藤 滋

慶應義塾大学教授・東京大学名誉教授
国土審議会委員・建築審議会委員

 いまやまちづくりは時代のブームである。専門家や市民にもこのようなわかりやすい言葉はない。今まで上位計画的に考えられてきた都市や地域・地区の計画が、その都市を舞台に生活・活動する市民の手によって考えられる時代になってきたのである。明らかに21世紀はまちづくりの時代になる。我々は、これから21世紀のまちづくりを展望していかなければならない。

 今日までまちづくりは様々な分野で発展してきた。21世紀は総合化の時代に入る。今このような時期に、総合的な観点からまちづくりのキーワードをまとめた本書は、今までのまちづくりを整理し、21世紀のまちづくりを展望するのによい示唆を与えてくれる。

 特に、執筆陣は各分野の新進気鋭の若手であり、本書を手にした読者は、まちづくりの新しい流れを総合的につかむことができる。まちづくりを担当している行政やコンサルタント、またこれから学ぼうとする学生や市民に必携の事典である。

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『まちづくりキーワード事典』

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