■■内容紹介■■ 主として東南アジアの社会システムにおける住居の役割の重要性に着目して、親族体系、性のシンボリズム、宇宙観に関する新たな洞察を明らかにするとともに、究極的に生命の概念と生命過程そのものに関する基本テーマを解明。著者の調査成果とともに建築家および人類学者の研究の情報をもとに200をこえる新旧の写真を収録。
■■主要目次■■ 1. 起源 2. 建築形式の知覚:土着とコロニアル 3. 建築形式の相互関係 4. 技術とシンボリズム 5. コスモロジー 6. 生きている住まい 7. 親族関係と「家社会」 8. 空間と社会関係の形成 9. 死者の家 10. 移住