タウンリゾートとしての商店街

都市を変える5つの提案


カバーイメージ

貴方は人目(96.8.29〜)の訪問者です。

都市再生の切り札としての商店街

 この本は、いわゆる商店街活性化のためのハウツーものではない。

 商店街の本当の魅力を再発見し、これからの商店街整備についての新しい理念と方法を示したものである。同時に、商店街が単に商業施設として活性化するだけではなく、都市そのものの再生や新しい都市づくりの基軸となっていくように都市政策・都市整備の面から具体的な提案を行っている。

 都市の成立と町家の関係が一体不可分であるように、職住一致の町家は商店街の原単位であった。商店街は商人の集団という側面だけでなく町衆として地域のコミュニティや文化を支えてきた。諸外国においても商店街が生き生きとしている都市は魅力がある。

 このような事実は商店街が単に商業者だけの問題ではなく、都市そのもののあり方と深く係わりをもっていることを示している。

 本書は、商店街を生活や文化、空間魅力といった広がりで捉え、これからの都市再生の切り札として位置づけて、その方法を提言したものである。


このページへのご意見は学芸出版社

学芸出版社『タウンリゾートとしての商店街』/ gakugei.kyoto-inet.or.jp

都市目録・タウンリゾートの項へ
図書目録へ
学芸出版社ホームページへ
京都インターネットのホームページへ