サントリー不易流行研究所編著
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A5判／216ページ／並製
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第一章
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| ◆法善寺横丁 伝統をとり戻した昔ながらの盛り場 大阪を代表する盛り場「ミナミ」／法善寺界隈の歴史／店の変遷／法善寺界隈の魅力／ やすらぎの盛り場／不易と流行の盛り場 ◆大阪阪急東通り商店街 表と裏の顔をもつターミナル盛り場 大阪を代表するもう一つの盛り場「キタ」／東通り界隈の生い立ち／東通り界隈の特徴／ 多彩な利用形態／手堅いターミナル盛り場 ◆神 楽 坂 「住む」「働く」「遊ぶ」が共存する盛り場 不思議な奥行きを感じさせる街／牛込氏の城下町としてスタート／歩行者天国発祥の地／ 文学・芸術の発祥地／戦後の復興、神楽坂に残ったもの／四つの顔と地形の妙／ 重なり合った機能／まちを盛り上げる人々／これからのまちづくり ◆横浜中華街 異文化に溶け込みしなやかに生きる街 中華料理を主力とした飲食型盛り場／個性豊かな本格的中華料理／ 街の回遊性、エリアの回遊性／苦難の歴史と戦後の発展／生活と商いが融合した街／ 地元・地域を大切に／自分たちの祭りとしてのイベント／時代の変化とともに生きる街 ◆新 潟 衣・食・住豊かな地方都市 裏日本都市から日本海側都市へ／新潟の産業／新潟市街地の現況／新潟市民の満足度／ “小東京”から“脱東京”へ ◆神戸ハーバーランド・モザイク 人工的・計画的につくられた盛り場 ウオーターフロントシティ「神戸ハーバーランド」／神戸駅界隈の復興をめざして／ 街としての神戸ハーバーランド／明暗を分けた商業施設／「自然」が魅力の「モザイク」／ 宝探し的な楽しみ／コンビニ盛り場／デート初級者、観光客コース／変り続ける街 ◆神戸トアウエスト 裏通りから自然発生した若者の街 復興する神戸の街／自然発生する若者の盛り場／トアウエストの魅力／トアウエストとトアロード／ 街はずれに自然発生する若者の街 ◆千里・箕面 地元志向とともに広がる郊外型盛り場 変わりつつある郊外住宅地／ニュータウン内の商業施設と周辺のロードサイド店／ 生活スタイルの変化と郊外の店舗／ライフステージによる店の選択／ 男性の顔がみえない／「コミュニティ盛り場」の可能性／生活の場に「盛り場」的楽しみを |
第二章
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ミドル世代（四十代後半から五十代前半）アフターファイブも仕事の仲間と出会いや刺激を求めて盛り場へ 店の人、常連客とのコミュニケーションが店の魅力 プロのもてなし、ハイパーホスピタリティーを求めて 優越感、達成感からの高級志向 女性は気の置けない仲間と 家より外の心地よさ 盛り場は今もハレ舞台 ワンランクアップ消費世代（三十代から四十代前半）アフターファイブは趣味の仲間や友人とバブル期とともに消費型の遊びを謳歌 ファミリーになってもワンランクアップ あたたかいもてなしが心地よい 高まるアウトドア志向 溜まり場的自由空間 家族や夫婦、仲間で楽しむ盛り場へ 団塊ジュニア世代（二十代）盛り場デビューの早期化盛り場でもリラックス ブランドや高級感よりこだわり・個性 クチコミ情報がかっこいい タテの人間関係よりいつもの仲間 話はしないが常連、「ゼロのもてなし」が心地よい 友人の家が行きつけの場所 屋上やベランダでのんびり、近場でみつける自分だけの居場所 盛り場でも普段着感覚、感性重視 |
第三章
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| 盛り場の今日 |
| １―――入門から上級まで ２―――もてなしの場、くつろぎの場 ３―――コンビニ盛り場というコンセプト |
| ４―――強まる地元志向 ５―――変化のための仕組み ６―――イメージを育てる |
| 盛り場の明日「個」盛り場へ |
| １―――心地よさの秘密 ２―――遊びのスタイル ３―――盛り場と個盛り場 |
| ４―――盛り場は舞台か、風景か ５―――個盛り場に人は集う |