田中充子 著
プラハ 建築の森
46判/240ページ/並製
定価 本体2300円+税
ISBN4-7615-2211-9
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中欧の宝石プラハの街と建築の魅力を綴る
プラハの街は、古くから、イタリアやフランス、北欧やビザンチン、オーストリアやドイツといった国外から流入した文化によって形成された街である。一級品とか、オリジナルとかいった意味での価値のある建築はないに等しい。
「すこし遅れたヨーロッパ」
である。あるいは「B級建築の集合」でしかない。なかにキュビズム建築のような納得のものもあるが、それも、世界的普遍性をもつまでには至らなかった。しかし、たとえどこかの国の建築のコピーだとしても、それが
今も人々に愛され
、集団として生きているのがプラハの建築ではないか。プラハは一本一本の木が生きている「建築の森」なのである。それは21世紀にも
生き残る都市
ではないか、とわたしは思う。
本文より
■著者紹介
田中充子
京都精華大学助教授、建築史専攻
もくじ
この本にでてくる建築物
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