条例による総合的まちづくり

【目次】
[第1章]  条例による総合的まちづくり序論

第1節 都市計画法制の基本的な枠組みと条例
第2節 委任条例の展開と役割
第3節 都市計画関連法の委任条例とまちづくり
第4節 自主条例とまちづくり
第5節 自主条例としてのまちづくり条例の展開
第6節 委任条例と自主条例の連携、一体的運用

[第2章] 都市計画法、建築基準法の委任条例の実際と運用

第1節 法制度と委任条例、その役割
第2節 主な委任条例の実際と運用

[第3章] 開発許可制度及び建築確認制度にみる委任条例

第1節 開発・建築行為への手続と基準
第2節 委任条例をめぐる仕組み
第3節 委任規定の態様
第4節 基準づくりから計画づくりへ

[第4章] 都市計画法改正と委任条例

第1節 委任条例を取り巻く環境の変化
第2節 法改正以前の委任条例
第3節 改正都市計画法における委任規定
第4節 新たな委任規定に対する自治体の意向

[第5章] 委任条例と自主条例の連携、一体的運用事例

第1節 委任条例と自主条例の連携、一体的運用の仕組み
第2節 委任条例と自主条例との連携による一体的な運用の仕組み
第3節 委任規定と自主規定を単一条例に定め一体的に運用する仕組み

[第6章] 開発許可基準の改正と開発指導要綱の条例化

第1節 開発許可基準の改正と指導要綱の関係
第2節 指導要綱の条例化の論点
第3節 大磯町まちづくり条例
第4節 鎌倉市開発事業等における手続及び基準等に関する条例

[第7章] 委任条例の法理論

第1節 変容する「委任条例」論
第2節 「委任条例」をめぐる議論の状況
第3節 地方分権改革と「委任条例」の意味
第4節 「委任条例」の範囲と「財産権規制」との関係
第5節 開発許可に関する委任条例の可能性
第6節 都市計画法制の進化のために

[付記]