まちづくりの近未来


もくじ




第1章 近未来に向けてのパラダイム

1節 近未来のまちづくりの理念と目標
  1 20世紀の都市計画の概観
  2 21世紀初頭の課題
  3 近未来の理念:「人間性回復のまちづくり」から「人間讃歌のまちづくり」へ
  4 近未来のテーマ:「文化」「環境」「経済」「コミュニティ」
2節 文化
  1 「文化」とは何か
  2 文化はアイデンティティ
  3 多様性のあるまちづくり
  4 共同体としての文化と新たな潮流
3節 住環境と住宅
  1 住環境水準をまちづくりに生かす
  2 多様化する住宅
4節 福祉環境
  1 福祉インフラへの取り組み
  2 高齢化を逆手にとる
5節 環境と交通
  1 環境をまちづくりの目標へ
  2 人間と環境を優先する交通へ
6節 安全・安心環境
  1 防災における自己責任とリスク
  2 ハードにソフトを加えた防犯
7節 経済
  1 失われた10年と21世紀型経済システムへの転換
  2 21世紀における事業資金調達の方途
  3 金融システム改革と金融市場の激変
  4 破綻する地方財政とまちづくり事業
  5 地方財政のシステミックリスク
8節 コミュニティ
  1 「まちづくり」の主体としての住民・コミュニティ
  2 総合的コミュニティ施策と地域社会の自立的維持の支援の必要性
  3 コミュニティのまちづくりに対応した計画手法の転換
  4 個と全体をつなぐ仕組みは、個を見ながらつくる

2章 重要となるキーワード

1節 コンサベーション
2節 暫定利用
3節 リザーブスペース
4節 弱者防災
5節 インターネット
6節 ユニバーサルデザイン
7節 包括補助金と官民パートナーシップ
8節 自治体によるプロジェクトファイナンス
9節 ローカルルール

3章 市街地別近未来像

1節 中心市街地「「生活中心としての再生
  1 中心市街地の活性化とTMO 
  2 活性化の手段と目標像 
  ◇ コラム 交通の視点から見た中心市街地活性化 
2節 密集市街地「「コレクティブタウンを目指して
  1 密集市街地の問題
  2 安全確保の考え方
  ◇ コラム 木造3階建による新たな密集市街地の発生
  3 コレクティブタウンとしての密集市街地
  4 コレクティブタウンを目指す整備手法
3節 歴史的市街地「「まちは大規模博物館
  1 歴史的市街地のジレンマ
  2 野外博物館としての歴史的市街地
4節 ニュータウンのリフォーム
  1 車時代を見通せなかった計画都市
  2 リフォームの方向
  3 再生のアイディア

4章 新たな要素

1節 コンビニは24時間都市のインフラ
2節 自転車とまちづくり
3節 バスとまちづくり
4節 ごみ集積所と景観
5節 熱の捨て場とまちづくり
6節 児童館とまちづくり
7節 まちづくりと「老人力」
8節 空地の暫定利用
9節 空き家は資源
10節 居住性と国際性のある生活復興
11節 企業とまちづくり
12節 TDRバンク

5章 まちづくりを支えるシステム

1節 ネットワークとコラボレーション
  1 多様化するまちづくりとコラボレーション
  2 まちづくりを支えるネットワーク
  ◇ コラム ファシリテーターの重要性
  ◇ コラム 政策評価の導入と官庁会計制度の改革
2節 専門家の確立
  1 専門家の資格
  2 担うべき役割
  3 支える財源
3節 コミュニティの力
  1 コミュニティの力とは
  2 反対運動からまちづくり運動へ
  3 たよりになるのは自分達
  4 継続こそ力
  5 基本は人づくり






  • 著者紹介
  • はじめに
  • 書評
  • メインページ
    学芸出版社/gakugei

    | 図書目録ページへ | 学芸出版社ホームへ |