都市に自然をとりもどす

市民参加ですすめる環境再生まちづくり


目次


  序

第1章 出かけよう まちづくりたんけん隊のすすめ

1・1 身のまわりの環境診断マップ

(1)「たんけん隊」と「環境診断マップ」
(2)はじめてみよう「たんけん隊」
(3)たんけん隊の進め方
(4)環境アセスメントと環境診断マップ

たんけん隊 1・2 やってみました「たんけん隊」

(1)たんけん隊活動のはじまり ― きっかけ、あおぞら財団の発意、
   そして実行委員会の立ちあげ
(2)実行委員会による運営・実施
(3)実行委員会によるたんけん隊活動の手法の開発
(4)たんけん隊が発見したもの
(5)たんけん隊活動の成果と課題
(6)その後の活動

 コラム
 私たちは、西淀川に何をみたか


第2章 見つけよう みんなができる自然環境調査のすすめ

2・1 ラインセンサスとタンポポ調査

(1)水辺のラインセンサス
(2)タンポポの分布調査から西淀川区の自然環境を診断する

 コラム
 多年生在来種の自生草本植物の割合を指標にして
 市街地の自然環境を診断する


2・2 セミのぬけがらと毎木調査による環境診断

(1)セミのぬけがらの分布調査から西淀川区の自然環境を診断する
(2)毎木調査から西淀川区の自然環境を診断する

2・3 市街地における自然環境再生にむけて

たんぽぽ (1)タンポポの分布調査とラインセンサス法を併用した
   第5回まちづくりたんけん隊
(2)原風景として抽出された二つの貴重な自然環境
(3)市民ボランティア活動における自然環境調査の役割

 コラム
 セイタカアワダチソウの研究に始まった
 矢倉海岸における自然環境調査

 コラム
 矢倉海岸の魚たち 96年5月〜98年5月の淀川釣り馬鹿日誌


第3章 話してみよう 原風景を探るヒアリング調査のすすめ

3・1 環境と暮らしの関わりをたどる 調査の目的と方法

(1)居住者の記憶を集成する
(2)子供の遊びと環境の手触り
(3)調査の方法

3・2 事前学習 環境変容過程を、地形図と年表から読み取る

3・3 個人史を聞く

(1)個人ヒアリングを行う
(2)個人ヒアリングの記録をまとめる

3・4 環境と暮らしの関わりとその変容

(1)環境と暮らしの関わりを抽出する
(2)地域環境の変容過程

3・5 調査の成果 地域再生にむけて

(1)西淀川の原風景
(2)ヒアリングが地域にもたらすもの

 コラム
 生きもの・場・子どもたち


第4章 地域再生のまちづくりにむけて 西淀川の活動からわかったこと

(1)参加の輪を広げていく、まちづくりたんけん隊の試み
(2)自然環境再生の二つの取り組み ― 人に聞く、自然に尋ねる
(3)地域コミュニティと文化の再生の手がかりを得る
(4)世界と連帯し、世界に発信する
(5)変革の可能性、地域再生は可能か

  あとがき


学芸出版社
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