街は要る!

あとがき


 著者グループの連携は別として、様々な方々との触れ合いなしには、この本がまとまることはなかった。
 第1章については、筆者に得がたい経験を与えてくれた\財()常陽地域研究センターの同僚諸君、水戸市、茨城県の関係職員の方々に感謝したい。水戸在住の優れた建築家である三上清一氏、横須賀満男氏に教えられることが多かった。地方政治のあり方、特にその中でのリーダーシップのあり方については、未だ、志半ばで世を去った佐川一信元水戸市長に啓発されることが多かった。また、日本の戦後の都市再開発の生き証人とも言うべき藤田邦昭氏の終始変わらぬ街への情熱が陰の支えになっていることも付記しておきたい。
 第2章については、富山市の都市計画、都市再開発の関係者、富山県の関係者、特に情熱を持って街の再生に取り組んできた県職員の川崎政善氏に感謝したい。また、現地でこの問題に精力的に取り組んできた三四五建築研究所の稲葉実氏からは、学ぶことが多かった。第3章については、すでに述べた真島一男氏のほか、この研究会のスポンサーになっていただいた衆議院議員綿貫民輔先生、研究会に参加して、的確な提案をまとめ上げるために力添えをいただいた先生方、\社()日本地域開発研究センターのご協力を得ている。改めて感謝の念を捧げたい。
 最後に、この本の上梓に協力し、適切なアドバイスで著者等を叱咤激励してくれた、学芸出版社の前田裕資氏にも改めて感謝したい。

2000年1月10日 蓑原 敬


学芸出版社
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