都市計画と地方分権

まちづくりへの実践


著者紹介



大村謙二郎(おおむら けんじろう)
筑波大学社会工学系教授
1971年東京大学工学部都市工学科卒業。東京大学工学部助手、建設省建築研究所室長を経て現職。工学博士。著書に『現代の都市法』(分担、東大出版会)、『協議型まちづくり』(分担、学芸出版社)、『21世紀の都市づくり』(分担、第一法規)ほか。

有田智一(ありた ともかず)
建設省建築研究所基準認証研究センター性能基準研究室主任研究員
1990年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。96年ペンシルヴァニア大学大学院博士課程修了。Ph. D(地域科学)。90年建設省入省後、住宅局及び都市局勤務後、建築研究所第六研究部都市計画研究室等を経て99年4月より現職。

笹井俊克(ささい としかつ)
住宅金融公庫建設サービス部参事役
1976年東京大学工学部都市工学科卒業。同年建設省入省。96年都市局都市計画課土地利用調整官、98年住宅局市街地住宅整備室長を経て、99年より現職。

福川裕一(ふくかわ ゆういち)
千葉大学大学院教授
1972年東京大学工学部都市工学科卒業。78年同大学院工学研究科博士課程都市工学専攻修了。明治大学工学部助手などを経て、現職。工学博士。著書に『都市にとって土地とは何か』(共著、筑摩書房)、『ゾーニングとマスタープラン』(学芸出版社)、『ぼくたちのまちづくり』(岩波書店)など。

石田頼房(いしだ よりふさ)
東京都立大学名誉教授、同大学都市研究所客員研究教授
1955年東京大学工学部建築学科卒業。61年東京大学大学院建築学専攻博士課程修了。東京都立大学都市研究所教授・所長、工学院大学建築学科教授などを経て、現職。工学博士。著書に『日本近代都市計画史研究』(柏書房)、『都市農業と土地利用計画』(日本経済評論社)、『未完の東京計画』(編著、筑摩書房)、『都市計画と都市生活』(自治体研究社)、『森鴎外の都市論とその時代』(日本経済評論社)など。

阿部成治(あべ じょうじ)
福島大学教育学部教授
1970年京都大学工学部建築学科卒業。72年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。都城工業高等専門学校助教授などを経て、現職。工学博士。著書に『都心居住の環境設計』(分担、日本建築学会)、『地域共生のまちづくり』(分担、学芸出版社)、『分権社会と都市計画』(分担、ぎょうせい)など。

磯部力(いそべ つとむ)
東京都立大学法学部教授
1967年東京大学法学部卒業。東京都立大学法学部助手、助教授を経て、現職。法学部長。専門は行政法。地方制度調査会委員、地方分権推進委員会参与など。著書に『自治体行政手続法』(共著、学陽書房)、『手続法的行政法の理論』(共著、勁草書房)など。

五十嵐敬喜(いがらし たかよし)
法政大学法学部教授
1966年早稲田大学法学部卒業。68年弁護士登録。早稲田大学社会科学部非常勤講師等を経て、95年現職。著書に『都市法』(ぎょうせい)、『議員立法』(3省堂)、『美の条例』(共著、学芸出版社)、『都市計画』(共著、岩波書店)、『市民版 行政改革』(共著、岩波書店)、『図解 公共事業のしくみ』(共著、東洋経済新報社)など。

小林重敬(こばやし しげのり)
横浜国立大学工学部教授
1966年東京大学工学部都市工学科卒業。71年東京大学大学院工学研究科博士課程都市工学専攻修了。横浜国立大学工学部助教授を経て、現職。工学博士。著書に『協議型まちづくり』(編著、学芸出版社)、『都市と法』(分担、岩波書店)、『地球環境と巨大都市』(分担、岩波書店)、『安全と再生の都市づくり』(共著、学芸出版社)、『地方分権時代のまちづくり条例』(編著、学芸出版社)など。

高橋洋二(たかはし ようじ)
東京商船大学商船学部流通情報工学課程教授
1967年東京大学工学部都市工学科卒業。67年建設省入省。74年東京大学工学部都市工学科助手。83年フィリピン道路交通訓練センター。84年静岡県掛川市助役。88年神奈川県都市部都市計画課長。90年東京商船大学流通情報工学課程教授。工学博士。著書に『交通整備制度』(共著、土木学会)、『これからの駅前広場』(共著、豊田都市交通研究所)、『都市計画』(共著、コロナ社)、『安全と再生の都市づくり』(共著、学芸出版社)など。

宮澤美智雄(みやざわ みちお)
(財)社会開発総合研究所理事長
1953年東京大学工学部建築学科卒業。55年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。57年文部教官東京大学助手から建設省へ出向し都市計画行政に従事。国土庁大都市圏整備局計画官、同整備課長、財団法人社会開発総合研究所所長を経て、92年から現職。国土審議会、建築審議会、都市計画中央審議会、経済審議会等に参加。

岡山敏哉(おかやま としや)
大阪工業大学工学部講師
1981年大阪工業大学工学部建築学科卒業。89年大阪市立大学大学院工学研究科後期博士課程建築学専攻修了。福井工業大学工学部講師を経て、現職。工学博士。

赤崎弘平(あかさき こうへい)
大阪市立大学工学部助教授
1970年大阪市立大学工学部建築学科卒業。大阪市立大学工学部助手、講師を経て現職。博士(工学)。著書に『建築のルール・大阪百年の歩み』(分担、大阪府建築士会)、『まちに住まう・大阪都市住宅史』(分担、平凡社)、『大阪市の総合設計―概要・実績・事例』(分担、大阪府建築士会)、『新時代の都市計画(第1巻)分権社会と都市計画』(分担、ぎょうせい)など。99年日本建築学会霞ヶ関ビル記念賞(共同、90年)、平成9年度日本都市計画学会論文賞(98)受賞。

蔀健夫(しとみ たけお)
神奈川県平塚土木事務所まちづくり推進課長
1976年早稲田大学理工学部建築学科卒業。78年東京都立大学大学院修士課程終了(都市計画専攻)。同年神奈川県入庁。都市政策、都市計画、住宅政策部門を主に担当して現在にいたる。著書に「神奈川県城山町における誘導型市街地基盤整備の事例」(『都市近郊土地利用辞典』、建築知識所収)など。

岸田比呂志(きしだ ひろし)
横浜市都市計画局南部開発担当部長
1945年生まれ。1967年早稲田大学理工学部建築学科卒業。東京大学大学院都市工学専攻修士課程単位取得退学。69年横浜市に入る。市街地再開発、線引き用途地域などの土地利用計画調整、ニュータウン建設事業、都市デザイン等を担当。1級建築士、技術士(建設部門)。専攻:都市計画。著書に『横浜=都市計画の実践的手法』(共著、鹿島出版会)、『安全と再生の都市づくり』(共著、学芸出版社)など。

川上光彦(かわかみ みつひこ)
金沢大学工学部教授
1970年京都大学工学部建築学科卒業。72年京都大学大学院工学研究科修士課程建築学専攻修了。金沢大学工学部助教授を経て、現職。工学博士。著書に『21世紀へのプロローグ まちづくりの戦略』(共編著、山海堂)、『地方都市における中心市街地の再活性化』(編著、日本建築学会研究協議会資料)、『地域共生のまちづくり』(分担、学芸出版社)など。

小浦久子(こうら ひさこ)
大阪大学大学院工学研究科助教授
1981年大阪大学人間科学部人間科学科卒業。民間建設コンサルタント勤務等を経て、92年大阪大学工学部助手、98年より現職。工学博士。コンサルタントとして大阪の多くの都市開発プロジェクトの計画や都市計画調査に携わってきた。現在は主に景観・生活環境に関する調査研究等を行っている。

高見沢邦郎(たかみざわ くにお)
東京都立大学大学院工学研究科教授
1966年東京都立大学工学部建築学科卒業。68年修士課程修了後、建築学科助手。助教授を経て現職。工学博士、技術士。著書に『狭あい道路とまちづくり』(編著、地域科学研究会)、『同潤会代官山アパートメントとその時代』(共著、鹿島出版会)など。建築学会論文賞(92年)、都市計画学会石川賞(共同/99年)などを受賞。

岩井壮三(いわい そうぞう)
東京都都市計画局施設計画部街路計画課長
1972年東京工業大学工学部社会工学科卒業。74年社会工学専攻修了。同年東京都入都、96年都市計画局総合計画部多摩開発企画室長、98年現職。

金子敏夫(かねこ としお)
東京都文京区都市計画部長
1975年横浜国立大学工学部建築学科卒業。同年東京都入都。都市計画局建築防災課長、同防災計画課長、同再開発計画課長、同土地利用計画課長を経て、99年6月より現職。

八頭司達郎(やとうじ たつろう)
世田谷区政策経営室長
1959年都立戸山高校卒業。世田谷区街づくり推進課長、企画課長、企画部長を経て、現職。著書に『マニュアル 自治体の街づくり』(共著、ぎょうせい)など。

中野好文(なかの よしふみ)
東京都足立区助役
1958年日本大学理工学部建築学科卒業。東京都入都。足立区まちづくり課長、同都市計画課長、同建築部長、同都市環境部長を経て、現職。1級建築士。建築主事。著書に『市民生活と自治体責任』(共著、学陽書房)、『あなたのまちをデザインする61の方法』(共著、日本コンサルタントグループ)、『都市の計画と防災』(共著、地域科学研究会)など。

吉田不曇(よしだ うずみ)
東京都中央区役所都市整備部参事
1970年早稲田大学理工学部建築学科卒業。同年中央区役所入所。85年中央区役所都市整備部地域整備課長。94年同都市整備部都市計画課長を経て、98年現職。

岸井隆幸(きしい たかゆき)
日本大学理工学部土木工学科教授
1975年東京大学工学部都市工学科卒業。77年東京大学大学院工学系研究科修士課程都市工学専攻修了。建設省を経て92年から日本大学へ、専任講師、助教授を経て現職。博士(工学)。著書に『都市計画』(共著、コロナ社)、『都市交通計画』(共著、技報堂出版)、『既成市街地の再構築と都市計画』(共著、ぎょうせい)など。

森延彦(もり のぶひこ)
静岡県ゆめ未来局国際園芸博準備室長
1969年東京農業大学造園学科卒業。同年静岡県技術吏員。主に都市計画行政に従事。96年より現職、技術士(建設部門・都市及び地方計画)。著書に『いま・まちを着る』(共著、地域科学研究会)、『アーバンデザイン行政の実践』(北土社)、『ダウンタウンの挑戦』(編著、静岡商工会議所)など。

小出和郎(こいで かずお)
(株)都市環境研究所代表
1971年東京大学工学部都市工学科卒業。75年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。72年より(株)都市環境研究所に勤務、現在、代表取締役。技術士(都市及び地方計画)。東京大学非常勤講師、長岡造形大学非常勤講師。著書に『協議型まちづくり』『安全と再生の都市づくり』『地方分権時代のまちづくり条例』(いずれも共著、学芸出版社)、『今井の町並み』(共著、同朋舎出版)、『アーバンデザインの現代的展望』『今井ニュータウン建設記録』(いずれも共著、鹿島出版会)など。

池田富士郎(いけだ ふじろう)
建設省建築研究所企画部長
1973年東京大学工学部都市工学科卒業。同年建設省に入省。都市局都市計画課土地利用調整官、住宅局住環境整備室長を経て、現職。この間、群馬県高崎市都市計画部次長、熊本県住宅課長、山口県下関市助役として、都市計画・住宅行政の現場を経験。

若林祥文(わかばやし あきふみ)
埼玉県住宅都市部住宅管理課主幹
1973年早稲田大学理工学部建築学科卒業。75年早稲田大学理工学研究科修士課程修了。埼玉県庁入庁後、建築及び住宅行政、土地利用調整、企画、第三セクターなどを担当。この間、上尾市に出向し、上尾宿の再生事業に携わった。著書に『住み続けるための新まちづくり手法』(共著、鹿島出版会)、『都市近郊土地利用辞典』(編著、建築知識)、『まちづくりの科学』(共著、鹿島出版会)など。

原昭夫(はら あきお)
世田谷区役所都市整備部長
東京都庁、名護市役所(沖縄県)、世田谷区役所で都市計画、まちづくり、建築計画などを担当。著書に『都市デザインと空間演出』(共著、学陽書房)、『あなたのまちをデザインする61の方法』(共著、日本コンサルタントグループ)、『風景デザイン』(共著、学芸出版社)など。

久木田禎一(くきた ていいち)
距W計画事務所代表取締役
1966年東京大学工学部都市工学科卒業。68年同大学大学院工学研究科修士課程中退。建築・都市専門雑誌編集長を経て、71年東京にて都市計画事務所設立、77年岩手県盛岡に事務所を移し、主に岩手県内の都市づくり、まちづくりのプランニングに関わる。現職のほか国土庁地方振興アドバイザー、岩手県公共事業評価委員会委員長、みちのく国際ミステリー映画祭ゼネラル・プロデューサーなど。

太田守幸(おおた もりゆき)
泣宴pン代表取締役、東京理科大学理工学部講師、非営利特定法人NPOぐんま理事
1981年東京大学工学部都市工学科卒業。83年同大学院工学系研究科都市工学専門課程修了。(財)日本システム開発研究所研究員を経て現職。技術士建設部門。著書に『イギリスの都市再生戦略』(共著、風土社)など。

吉川仁(よしかわ じん)
(株)防災アンド都市づくり計画室代表
1971年東京大学工学部都市工学科卒業。75年同院修士修了。技術士、再開発プランナー、都立大学大学院・芝浦工業大学講師。著書に『ウォーターフロント−開発と防災』(共著、山海堂)、『居住環境整備の手法』(共著、彰国社)、『造景14号東京の防災都市づくり』(共著、建築資料研究社)、『安全と再生の都市づくり』(共著、学芸出版社)など。

黒川洸(くろかわ たけし)
東京工業大学大学院総合理工学研究科教授
1941年生まれ。64年東京大学工学部土木工学科卒業。70年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。76年建設省建築研究所都市施設研究室長。筑波大学社会工学系教授を経て、95年より現職。工学博士。専門は都市計画、交通計画、計画の実務と学のブリッジを目指す。(社)日本都市計画学会会長、都市計画中央審議会委員など。

水口俊典(みずぐち としのり)
芝浦工業大学システム工学部環境システム学科教授。(株)都市環境研究所取締役
1942年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒業。71年(株)都市環境研究所入社。72年東京大学大学院博士課程単位取得退学。同研究所代表取締役を経て、97年より現職。技術士、1級建築士、工学博士。著書に『都市政策の視点』(共著、学陽書房)、『協議型まちづくり』(共著、学芸出版社)、『土地利用計画とまちづくり』(学芸出版社)、『安全と再生の都市づくり』(共著、学芸出版社)など。

蓑原敬(みのはら けい)
(株)蓑原計画事務所所長
1958年東京大学教養学科アメリカ科卒業。60年日本大学理工学部建築科卒業。60年より建設省及び茨城県で都市計画の政策立案と実施現場を経験。85年自立。(財)常陽地域研究センター参与など。著書に『街づくりの変革』(学芸出版社)、『都市・建築政策』(編著、彰国社)、『サンフランシスコ都市計画局長の闘い』(編訳、学芸出版社)など。

西田穣(にしだ ゆたか)
(株)地域計画研究所代表取締役
1946年生まれ。69年東京大学工学部都市工学科卒業。専攻、都市計画(既成市街地整備・地区計画)・地域計画・市民参加のまちづくり。著書に『災害に強いまちづくりと災害救助のあり方』(共著、全日本自治団体労働組合)、『チャレンジ! 市民の手でまちづくり』(共著、東京ランポ)、『わいわい実践本 こんな杉並に住みたいな』(共著、まちづくりに夢をつなぐ市民の会)、『安全と再生の都市づくり』(共著、学芸出版社)、『新時代の都市計画(第1巻)分権社会と都市計画』(共著、ぎょうせい)など。

明石達生(あかし たつお)
建設省建築物防災対策室課長補佐
1984年東京大学工学部都市工学科卒業。建設省入省。横浜市地区計画等担当課長、建設省都市計画課課長補佐などを経て、現職。著書に『検証・イギリスの都市再生戦略』(分担、風土社)など。


(社)日本都市計画学会地方分権研究小委員会
  • 大村謙二郎(筑波大学:地方分権研究小委員会委員長)
  • 赤崎弘平(大阪市立大学)
  • 明石達生(建設省)
  • 阿部成治(福島大学)
  • 有田智一(建設省建築研究所)
  • 内田雄造(東洋大学)
  • 太田守幸(ラパン)
  • 岡山敏哉(大阪工業大学)
  • 川上光彦(金沢大学)
  • 岸井隆幸(日本大学)
  • 岸田比呂志(横浜市)
  • 蔀健夫(神奈川県)
  • 西田穣(地域計画研究所)
  • 福川裕一(千葉大学)
  • 吉川仁(防災アンド都市づくり計画室)
  • 若林祥文(埼玉県)
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