飛躍する構造デザイン
もくじ |
プロローグ 「構造デザイン」へのアプローチ
第1章 「構造学」の創始者たち
「構造学」という学問
構造学の始祖
第2章「構造デザイン」の意味
人と自然
構造デザインの構成因子
構造デザインと力学
構造デザインと材料
構造デザインと施工
構造デザインと五次元設計
第3章 PCと集成材の構造 |
(海の博物館・海の美術館) |
PCの収蔵庫
PCの魅力
集成材の複合構造
RCとハイブリッド木造
巨大プロジェクトへの参画
スペースビームを基本とした国際展示場
円筒と円錐シェルの組み合わせ
張弦梁トラス
三つの構造を並列して大屋根を構成する
第5章 鉄とガラスの可能性 |
(東京国際フォーラム) |
建築家と構造設計者との共働
構造法のストーリーづくり
ガラスホールの構造デザイン
ガラスキャノピー
第6章 開閉式ガラス屋根 |
(札幌メディアパーク・スピカ) |
ハードからソフトへ
可変ドームの研究
具体化への道程
開閉屋根の機械設計
機械設計の面白さ
第7章 PCとテンション構造のスタジアム |
(ウルサンサッカースタジアム) |
コンペに挑戦
コンペで提出した案の骨子は三つである
都市開発の一環としてスタジアムを位置付ける
アメリカ的建設体制とアジア的実施体制の共存
地下RC構造
PC構造
鉄骨構造
テンション構造と膜
「構造デザイン」のアジアの時代
終 章 ブラックボックスからの脱出
現代の技術工学をとりまくブラックボックス
1 地球の上に建物をつくるなら熟読しないと駄目な本
2 硬直した脳をときほぐす
3 数学と飛躍的発想
4 構造が面白くなる「プレ」の概念
5 自然エネルギーに対する「構造計算」のススメ
6 自然と人間から美学を学んだ偉大な先駆者たちのこと
7 「技術革新」と「人間疎外」について
8 正多面体の見方・考え方
9 安全とは何か
10 「統合する技術」としての「基準系」
限りなき思索
エピローグ 感謝の意を込めて
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