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建築基準法の性能規定を読みこなすコツ




もくじ



はじめに

1 性能規定化された建築基準法を読みこなすコツ
技術関連法規の宿命(仕様規定から性能規定へ)
仕様規定の中にも性能規定の萌芽が
性能規定化にもメリット・デメリットが
日本では「仕様規定」と「性能規定」とを併立
性能規定化された条文の読み方
性能規定化は、国力の反映でもある
旧法第38条の廃止と経過措置
各種の性能設計法の導入
計量単位のSI単位化(国際単位化)

2 不燃材料・準不燃材料・難燃材料と性能規定化
不燃材料・準不燃材料・難燃材料の関係
不燃材料の考え方を遡ってみると
「不燃性」の定義も複雑に
不燃性能の定義・その技術的基準
建設大臣が定めた建築材料
性能規定化と内装制限
屋根の不燃構造・準不燃構造

3 耐火構造・準耐火構造・防火構造と性能規定化
耐火構造・準耐火構造等の関係
それぞれの構造に要求される防火上の性能
耐火構造(耐火性能)の定義
耐火構造の適合仕様
準耐火構造(準耐火性能)の定義
1時間耐火の準耐火構造
準耐火構造(45分間耐火・1時間耐火)の適合仕様
防火構造(30分間)と準防火構造(20分間)
防火構造・準防火構造の適合仕様

4 耐火建築物・準耐火建築物と性能規定化
耐火建築物・準耐火建築物の関係
耐火建築物の定義・耐火性能検証法など
耐火性能検証法による新耐火建築物
防火区画検証法も関連する
準耐火建築物に至る沿革
準耐火建築物の定義
鉄骨柱の防火被覆
1時間耐火の準耐火建築物

5 避難規定と性能規定化
避難規定は総合的なもの
しかし全く別の避難システムは考えられないものか
「階避難安全検証法」による階ごとの避難安全設計
「全館避難安全検証法」による建築物全体の避難安全設計

6 防火設備と性能規定化
甲種防火戸・乙種防火戸も姿を消して
性能規定化された防火設備(遮炎性能のあるもの)
準遮炎性能を有する防火設備
ここにも日本と欧米の文化の差が
遮炎性能・準遮炎性能を有する防火戸(適合仕様)
特定防火設備(1時間遮炎)は防火区画用
常時閉鎖式防火戸
熱感知システムによる自動閉鎖防火戸
煙感知システムによる自動閉鎖防火戸
遮煙性能を有する防火設備
防火ダンパーについて

7 一般構造規定と性能規定化
一般構造規定とは
遮音構造は性能規定になじみやすい
居室の開口部の採光上有効な面積の算定方法
一般構造としての換気設備
地階居室の技術的基準
階段の手すり
くみ取便所等の構造方法
屎尿浄化槽は昭和44年に性能規定化

8 構造強度規定と性能規定化
構造方法に関する技術的基準の制定
構造方法に関する技術的基準の内容(令第36条)
耐久性等関係規定(令第36条第2項第2号)とは
限界耐力計算とは
限界耐力計算の方法
各荷重の大きさの変更
建築設備の構造強度(令第129条の2の4)

9 設備規定と性能規定化
建築基準法上の建築設備
電気・ガス・給水・排水の設備と性能規定化
換気・暖房・冷房・排煙・消火の設備と性能規定化
避雷設備その他(昇降機を除く。)
昇降機関係規定の大幅改正と性能規定化

10 建設大臣の認定を受ける
建設大臣の認定を受けたもの
構造方法等の認定はどのようにして行われるのか
認定の申請・認定(不認定)の通知
性能評価機関の指定・承認
型式適合認定と指定認定機関等発足の背景
型式適合認定
型式部材等製造者の認証
指定認定機関等による認定等


はじめに
著者略歴



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