直感で理解する!構造設計の基本
目次 まえがき
第1章 構造設計を始める前に第1節 構造設計を始める前に1 構造設計はあみだくじ?
2 耐震安全性って何?
3 暗記することをあきらめる
4 直感を大事に
5 ブレーンを持とう
6 手計算のすすめ
7 勝敗のつかない取り組み
第2節構造設計者としての心得1 国語力を身につける
2 力の流れを読む習慣
3 マクロな視点、ミクロな視点
4 モノは大きさをもっている
5 迷ったときは上下ではさむ
6 バランス感覚
コラム ふつうの構造
第2章 構造計画編第1節耐震グレードを設定する1 インフォームド・コンセント
2 どうやって建物を壊すか
3 ボディビルダーか、レイバック・イナバウアーか
4 どこでフェイルセーフを確保するか
第2節竣工後のことを考える1 用途・レイアウト変更で困らないために
2 増築はつきもの
3 更新のたびに増える設備荷重
4 ソーラーパネルは載せられない?
第3節事前調査を行う1 現地に行ってわかること
2 地盤を知る
3 鉄骨や杭はすぐに手に入らない
第4節構造計画を立てる1 建物用途とモジュール
2 どこに柱をおとすか
3 部材を細くするには
4 どういう構造形式にするか
5 どの構造種別にするか
6 どの基礎形式にするか
7 どの杭工法にするか
第5節構造計画の実践1 天井裏の攻防
2 意匠設計者と調整すべきこと
3 設備設計者と調整すべきこと
4 RC造の床組はこれで決まる
5 S造の床組はこれで決まる
6 やってはいけない耐力壁の配置
7 SRC造で最初に決めるべきこと
8 敷地条件で制約される構工法
コラム ハイヒールのはなし
第3章 構造計算編第1節感覚で理解する構造力学1 力のつりあい
2 モーメント
3 曲げモーメント
4 せん断力
5 軸方向力
6 CM0Q0
7 境界条件を想像する
8 応力をどこまでも追いかける
第2節手計算でRC造を理解する1 そもそもRC造って?
2 つりあい鉄筋比のもつ意味
3 ひび割れを読む
4 概略断面を手計算で求めよう(1) 地震力
5 概略断面を手計算で求めよう(2) はり
6 概略断面を手計算で求めよう(3) 柱
7 概略断面を手計算で求めよう(4) 床スラブ
第3節荷重・外力1 風のはなし(1) 風荷重が建物高さだけで求められた?
2 風のはなし(2) 使える旧風荷重算定式
3 亀の甲って何だ?
4 雪のはなし
5 津波のはなし
第4節構造計算あれこれ1 一貫構造計算プログラムのはなし
2 スラストのはなし
3 べた基礎のはなし
4 耐震診断の基本的な考え方
コラム 今考えるとよくできているn倍法
第4章 構造設計編
第1節意外なもので決まる納まり
1 運搬で決まるはり継手長さ
2 工具で決まるSRC造柱の鉄骨形状
3 仕口の溶接で決まる鉄骨ばりのレベル差
4 最初から決まっている胴縁、母屋ピッチ
第2節想像力で理解しておく納まり
1 どう施工するかを頭の中でイメージする
2 鉄筋は上から下から左右から
3 邪魔な基礎フーチング
4 RC小ばりの2段配筋を避ける理由
5 RC造スラブ配筋で配慮したいこと
6 揃えたいべた基礎の底版厚さ
7 構造スリット位置はよく考えて
第3節現場での不具合をなくすために
1 たわみを侮るなかれ
2 続・たわみを侮るなかれ
3 鉄骨造は出隅の納まりでチェック
4 ねじれる鉄骨
5 亜鉛めっきはここに注意
6 はりの変形にまつわるトラブル
7 引張ブレースで気をつけたいこと
第4節さらに伝えたいこと
1 シンプル・イズ・ベスト
2 気くばり一つで躯体は美しくなる
3 待たない、待たせない
4 とにかくスケッチを
5 BIM活用について考える
6 防災、減災は総力戦
7 信頼される設計者に
コラム 単位系のはなし
付録 いざという時、役立つ構造設計チェックリスト
あとがき
参考文献
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