PUBLIC HACK
私的に自由にまちを使う



目次


はじめに

Chapter 1 もっと私的に自由にまちを使おう

 私的で自由な行為がつくるまちの風景
 窮屈でシステム化された都市生活
 公共空間の活用には社会的意義が必須?
 目的がなくてもいられるまちへ

Chapter 2 PUBLIC HACKを体現する実践者たち

 まちのスキマはどこにあるか?

アーバン・アウトドアを堪能する
 1 すぐそばの自然を体感する
   CASE 1 夕日納め
   CASE 2 水辺ランチ
 2 とっておきのベストロケーションを満喫する
   CASE 3 水辺ダイナー
   CASE 4 チェアリング
 3 見知らぬ他人と時間を共有する
   CASE 5 Re:Bar
   CASE 6 流しのこたつ
   CASE 7 くにたち0円ショップ
 4 まちのスキマを賢く使う
   CASE 8 クランピング
   CASE 9 URBAN SPACE DISCO
   CASE 10 ストリートダンス

常識から解き放たれる
 5 外でやってみると意外と気持ちいい
   CASE 11 外朝ごはん
   CASE 12 夜明かし
 6 アウトドア・アクティビティをまちに持ち込む
   CASE 13 大阪ラブボート
   CASE 14 ご近所野宿
 7 お金をかけずに自前で遊ぶ
   CASE 15 芝生シアター
   CASE 16 ピクニック演奏会
   CASE 17 青空カラオケ

まちの新たな使い方を呼び覚ます
 8 都市空間を体で攻略する
   CASE 18 スケートボーディング

Chapter 3 PUBLIC HACKが持続するためのコツ

 そんなこと本当にできるの?
 都市生活の可動域を広げるために
 PUBLIC HACKの作法
 トレーニングしてみよう

Chapter 4 利用者の自由を広げるマネジメント

 公民連携が抱える構造的課題
 これからの公共空間マネジメント
 利用の自由を広げる維持管理
   CASE 1 アオーレ長岡のナカドマ:現場対応をマニュアル化しない
   CASE 2 グランドプラザ:管理されていると感じさせない
   CASE 3 うめきた広場:行為でなく程度で利用を制限する
   CASE 4 羽根木プレーパーク:アクシデントを「起こるもの」として取り扱う
   CASE 5 荒川下流域:自由使用を実現するルールの3段階運用
   CASE 6 路上ライブ:取り締まることを目的化しない

Chapter 5 PUBLIC HACKがまちの価値を高める

 まちの自由度の高さが生みだす効果
 スキマはまちの自由度を測るモノサシ
 まちの価値を生みだすのは「私的で自由な行為」


おわりに