目次
はじめに――なぜ今、プレイスメイキングなのか
1章 プレイスメイキングとは何か
1 センス・オブ・プレイスの思想
2 プレイスの構成要素
3 都市デザイン手法としての確立
4 日本にも息づく「プレイス」の文脈
2章 プレイスメイキングのレシピ
1 プレイスメイキングの10のフェーズ
Phase 1 「なぜやるか」を共有する
Phase 2 地区の潜在力を発掘する
Phase 3 成功への仮説を立てる
Phase 4 プロジェクト・チームをつくる
Phase 5 段階的に試行する
Phase 6 試行の結果を検証する
Phase 7 空間と運営をデザインする
Phase 8 常態化のためのしくみをつくる
Phase 9 長期的なビジョン・計画に位置づける
Phase 10 取り組みを検証し、改善する
2 プレイスメイキングの10のメソッド
Method 1 チェック・シート
Method 2 ザ・パワー・オブ10
Method 3 ストーリー・シート
Method 4 ステークホルダー・マップ
Method 5 サウンディング
Method 6 簡単に、素早く、安く
Method 7 フィードバック・ミーティング
Method 8 プレイス・サーベイ
Method 9 キャラクター・マップ
Method 10 プレイスメイキング・プラン
3 プレイスメイキングの体系
3章 街を変えるパブリック・プレイス──国内外の先進事例
CASE 1 オポチュニティ・デトロイト(アメリカ・デトロイト市)
─財政破綻からのコミュニティ再生
CASE 2 北鴻巣すたいる(埼玉県鴻巣市)
─住宅地の価値を高める環境デザイン
CASE 3 左近山みんなのにわ(神奈川県横浜市)
─住民の自治による新たな団地再生
CASE 4 北浜テラス(大阪府大阪市)
─水辺の価値を民間主導で顕在化する
4章 実践!プレイスメイキング――誰でも街にコミットできる現場
PROJECT 1 あそべるとよたプロジェクト(愛知県豊田市)
─「つかう」と「つくる」で駅前を再生する
INTERVIEW 1 栗本光太郎(豊田市役所)
―なぜ、豊田では本質的な公民連携が実現できたのでしょうか?
INTERVIEW 2 神崎勝(ゾープランニング)
―誰もがチャレンジできる街は、どうすればつくれますか?
PROJECT 2 小田原Laboratory.(神奈川県小田原市)
―誰でも始められる空き地の活用
5章 アクティビティ・ファーストの都市デザイン
1 これからの時代の都市デザイン・プロセス
2 エリアマネジメントとプレイスメイキングの違い
3 与えられる都市から、自ら獲得する都市へ
おわりに
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