モクチンメソッド
都市を変える木賃アパート改修戦略




著者紹介

モクチン企画
戦後、大量に建てられた木造賃貸アパート(木賃)を重要な社会資源と捉え、再生のためのプロジェクトを実践しているNPOであり、建築系のソーシャルスタートアップ。2011年より「モクチンレシピ」という改修のためのアイディアをオープンソース化し、家主や不動産事業者をはじめとした様々な主体と協働してきた。「つながりを育むまち」を合言葉に、木賃アパート改修を通して豊かな都市と生活環境の実現を目指している。

連勇太朗(むらじ ゆうたろう)
1987年生まれ。現在、NPO法人モクチン企画代表理事、慶應義塾大学大学院特任助教、横浜国立大学大学院客員助教。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、2015年同大学大学院後期博士課程単位取得退学。2012年にモクチン企画を設立、代表理事に就任。Archi-Commons(アーキ・コモンズ)という建築デザインを共有資源化するための方法論を考案し、研究と実践をしている。

川P英嗣(かわせ えいじ)
1988年生まれ。現在、NPO法人モクチン企画副代表理事。2012年武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。2009年より木造賃貸アパート再生ワークショップ(現モクチン企画)に参加。デザイナー、宅地建物取引士、住宅診断士。

〈イラスト〉
荒牧悠(あらまき はるか)
1988年生まれ。2014年慶應義塾大学政策メディア研究科修了。Spiral Spectrum File04@青山スパイラルビル(2015年)、21_21DESIGN SIGHT「単位展」(2015年)、「デザインの解剖展」(2016年)参加作家。個展「食〜物展」@HAGISO(2016年)。