コミュニティ交通のつくりかた
現場が教える成功のしくみ
はじめに 負けない地域をつくる序 章 なぜ、今、コミュニティ交通を協働でつくらねばならないのか1 民間による交通資本整備の日本近代史
2 1ブロック1バス会社独占提供の課題
3 地域公共交通計画と大阪市交通局民営化
第1章 住吉台くるくるバス──都市住民が主体1 現場の声をビジョンにまとめる
2 住民・行政・事業者の協働・役割分担
3 工程表と評価・工程管理
4 広報、ネットワークの手法
5 7年目の住吉台〜六甲山麓に広がるバス誘致
第2章 淡路島・長沢ミニバス──過疎化地域住民が主体1 全戸が年間1万円を拠出するミニバス
2 ミニバスのしくみ
3 住民はどう考えているのか
4 バス運行にはどんな効果があったのか
5 住民が運営するコミュニティ交通のつくりかた
〈森栗コラム〉協働してバスを走らす村と、電気自動車とタクシーのシェアを考える村
第3章 山口市市民交通計画──住民と事業者・行政の協働1 「市民交通計画」ができるまで
2 交通政策の柱をつくる
〈コラム〉タクシー事業者の声/市民の声/運転手の声
3 地域における交通全体の充実を図る
〈森栗コラム〉山口市O地区でのできごと
〈森栗コラム〉山口市交通まちづくりが手本としたい日立市協定方式
第4章 京丹後・上限200円バス──事業者と行政の協働1 論より便利、乗車行動こそ住民協働
2 住民・行政の本気度が事業者も変える
3 取組手順と成果
4 ネットワークと今後の展開
〈森栗コラム〉北近畿タンゴ鉄道をどう考えれば良いか
第5章 当別町コミュニティバス──民間企業と行政の協働1 当別町と交通事情
2 官民共同によるバス運行
3 実証実験の実施
4 利用促進策の実施
5 利用者数および運行収入の推移
〈森栗コラム〉あるもの全部使わねば、北海道は守れない
第6章 RACDA高岡──市民団体の主導1 RACDA高岡の考え方と取り組み
2 万葉線存続運動
3 市民協働事業によるコミュニティバス活性化支援
4 地域交通に関する諸課題と市民意識
〈コラム 会員の声〉私が行動しなければ、という危機感
〈コラム 会員の声〉活動は人がつながり、ひろがる
5 ひろがる公共交通市民活動ネットワーク
7 公共交通に対する市民意識の変革に向けて
〈コラム 会員の声〉鉄道マンの意識が変わった〜そして社会が変わった
おわりに 地域を守る知恵を活かせ
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