まちへのラブレター
参加のデザインをめぐる往復書簡

乾久美子(いぬい くみこ)
1969年大阪府生まれ。建築家。
1992年東京藝術大学美術学部建築科卒業。1996年イエール大学大学院建築学部修了。1996〜2000年青木淳建築計画事務所勤務。2000年乾久美子建築設計事務所設立。2011年より東京藝術大学美術学部建築科准教授、延岡駅周辺整備デザイン監修者。設計作品に《アパートメントI》《フラワーショップH》《KYOAI COMMONS》ほか。著書に『そっと建築をおいてみると』(INAX出版)、『浅草のうち』(平凡社)など。

山崎亮(やまざき りょう)
1973年愛知県生まれ。コミュニティデザイナー、studio-L代表、京都造形芸術大学教授。
地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザインなどに関するプロジェクトが多い。「海士町総合振興計画」「マルヤガーデンズ」「震災+design」でグッドデザイン賞、「こどものシアワセをカタチにする」でキッズデザイン賞、「ホヅプロ工房」でSDレビュー、「いえしまプロジェクト」でオーライ! ニッポン大賞審査委員会長賞を受賞。著書に『コミュニティデザイン』(学芸出版社)、『ソーシャルデザイン・アトラス』(鹿島出版会)、共著書に『藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?』『つくること、つくらないこと』『テキスト ランドスケープデザインの歴史』(学芸出版社)、『コミュニティデザインの仕事』(ブックエンド)、『まちの幸福論』(NHK出版)、『幸せに向かうデザイン』(日経BP社)、『コミュニケーションのアーキテクチャを設計する』(彰国社)など。