日本一のローカル線をつくる
たま駅長に学ぶ公共交通再生

著者紹介


小嶋光信(こじま みつのぶ)
1945年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、三井銀行勤務。1973年に義父が経営する両備運輸に常務として入社し、経営再建を指揮。以後、両備グループ各社の役員を兼務する。1999年両備グループ代表、2007年両備ホールディングス社長に就任し、現在両備ホールディングス代表取締役会長兼CEO。和歌山電鐵中国バスほか公共交通7社の赤字路線の再生を含め交通運輸事業15社の再建を手がけ「地方公共交通の救世主」として知られる。

両備グループ
岡山県で列車、バス、タクシー、トラック、フェリーなど交通運輸業を中心に情報産業、生活関連産業など52社を展開。社員数約8,000人、売上高約1,300億円。