地域と大学の共創まちづくり


著者紹介
プロフィール

◎地域・大学連携まちづくり研究会
 連携と協働的創造による都市や地域の再生という視点から、これからの地域と大学の連携のあり方を提言し、各地域の再生まちづくりの取り組みを支援するために、キャンパスマネジメントの研究者や地域・大学連携まちづくりの実践者によって結成した研究会。

研究会会員紹介

小林 英嗣(こばやし ひでつぐ)
北海道大学大学院教授、同済大学(中国)客員教授。
地域活性化伝道師(内閣府)。日本都市計画家協会副会長。北海道景観審議会会長。北海道大学大学院卒業。工学博士。著書に『建築と都市』(共著、彰国社)『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、丸善)。作品に「北海道立帯広美術館」「北海道大学・遠友学舎」「積丹町立余別小学校」「札幌駅南口広場」など。

倉田 直道(くらた なおみち)
工学院大学教授。アーバンハウス都市建築研究所代表。川崎市景観審議会会長。
早稲田大学建築学科卒業、同大学院修了。カリフォルニア大学バークレー校大学院修了。著書に『都市計画国際用語辞典』(共著、丸善)『新しい交通まちづくりの思想』(共著、鹿島出版会)『次世代のアメリカの都市づくり』(共訳、学芸出版社)。作品に「島田市おび通り」「小松駅前広場」「横浜ベイサイドマリーナ公共空間」など。

上野 武(うえの たけし)
建築家。千葉大学キャンパス整備企画室教授。
東京大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。著書に『住計画論』(分担執筆、放送大学教育振興会)『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、日本建築学会)など。設計作品に「北の住宅‐T」「KEK研究棟4号館」「九州工業大学先端教育コラボレーションプラザ」など。

有賀 隆(ありが たかし)
早稲田大学大学院教授。
早稲田大学理工学部建築学科卒業。U.C.バークレー校大学院環境デザイン学研究科修了、Ph.D.。著書に『都市計画国際用語辞典』(共著、丸善)『まちづくりデザインのプロセス』(共著、日本建築学会)『まちづくりデザインゲーム』(共著、学芸出版社)など。

坂井 猛(さかい たける)
九州大学新キャンパス計画推進室教授・副室長。
九州大学工学部建築学科卒業。九州大学大学院修了。総合建築設計研究所、福岡県庁を経て現職。博士(工学)。一級建築士。著書に『新建築学シリーズ10都市計画』(共著、朝倉書店)『広重の浮世絵風景画と景観デザイン』(共著、九州大学出版会)『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、丸善)『これからのキャンパス・デザイン』(共著、九州大学出版会)ほか。

金谷 史明(かなや ふみあき)
独立行政法人国立文化財機構本部事務局長。
東京電機大学工学部T部建築学科卒業。1978年文部省入省後、国土交通省国土計画局調整課長を経て、現職。著書に『子供たちを育てる学校施設〜多目的スペース編』『既存鉄筋コンクリート造・鉄骨造 学校建物の耐力度測定方法』(共著、第一法規)『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、丸善)など。

坂井 和也(さかい かずや)
相模原市副市長。
東京大学法学部卒業。自治省入省後、内閣官房都市再生本部企画官を経て、2008年1月より現職。

土井 一成(どい かずなり)
横浜市共創推進事業本部長。
東京工業大学修士課程修了。建築士、技術士。1980年入庁後、企画調整局、都市計画局、都市経営局などで、新横浜・京浜臨海部などのまちづくりプロジェクト、中期政策プランの策定、大学・都市連携体制の構築などを担当。

小篠 隆生(おざさ たかお)
北海道大学大学院工学研究科准教授。
北海道大学工学部建築工学科卒業。博士(工学)。一級建築士。著書に『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、丸善)など。2001年「遠友学舎」にて日本建築学会北海道建築賞受賞。

小松 尚(こまつ ひさし)
名古屋大学大学院環境学研究科准教授。
名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻修了。博士(工学)。一級建築士。著書に『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、日本建築学会)など。計画・作品に「名古屋大学キャンパスマスタープラン97」「いなべ市立石榑小学校」など。

斎尾 直子(さいお なおこ)
筑波大学大学院システム情報工学研究科准教授。
東京工業大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。博士(工学)。一級建築士。著書に『ラーバンデザイン 都市×農村のまちづくり』(共著、技報堂)『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、日本建築学会)など。

鶴崎 直樹(つるさき なおき)
九州大学大学院人間環境学研究院 都市・建築学部門(新キャンパス計画推進室勤務)准教授。
熊本大学工学部環境建設工学科卒業。褐v画・環境建築 YAS都市研究所を経て、現職。博士(人間環境学)。一級建築士。著書に『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、丸善)など。

◎執筆者(研究会会員を除く)
五十嵐 勉(いがらし つとむ)
佐賀大学農学部准教授(地域資源学研究室)、佐賀大学地域貢献推進室室長。
専門は人文地理学・歴史地理学・農村開発論。佐賀新聞文化奨励賞受賞。著書に『地形環境と歴史景観』(分担執筆、古今書院)『人間活動と環境変化』(分担執筆、古今書院)など。

石田 東生(いしだ はるお)
筑波大学大学院教授・学長特別補佐・教育企画室長。
東京大学土木工学科卒業。工学博士。専門分野は国土計画・交通計画。著書に『環境を考えたクルマ社会』(共著、技報堂)『都市の未来』(共著、日本経済新聞社)など。

遠藤 新(えんどう あらた)
金沢工業大学環境・建築学部建築都市デザイン学科講師。
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修了。東京大学助手を経て現職。博士(工学)。著書に『都市のデザインマネジメント』『中心市街地活性化:三法改正とまちづくり』(共著、学芸出版社)『成熟都市のクリエイティブなまちづくり』(共著、宣伝会議)など。

奥貫 隆(おくぬき たかし)
滋賀県立大学環境科学部教授。
東京大学農学部農業生物学科緑地計画学コース卒業。日本住宅公団(現・都市再生機構)設計部・建築部・住宅都市研究所を経て、現職。技術士。著書に『都市住宅地の設計/計画編・技法編』(共著、理工図書)『シビックデザイン/自然・都市・人々の暮らし』(共著、大成出版社)など。

川原 晋(かわはら すすむ)
早稲田大学創造理工学部建築学科助教。
早稲田大学建築学科卒業。晦UR建築・都市・研究コンサルタント取締役を経て、現職。博士(工学)。一級建築士。作品に「とぼり広場(鶴岡市)」、著書に『まちづくりデザインゲーム』(共著、学芸出版社)など。

北沢 猛(きたざわ たける)
アーバンデザイナー。東京大学教授(空間計画学、都市デザイン)。
元横浜市都市デザイン室長。博士(工学)。建築士。横浜市・京都府・千葉県の参与。UDCK・UDCY横浜アーバンデザイン研究機構・UDCT福島県田村地域デザインセンターの代表。編著に『未来社会の設計〜横浜の環境空間計画を考える』(BankART 1929)『都市のデザインマネジメント』(学芸出版社)など。

小金澤 孝昭(こがねざわ たかあき)
宮城教育大学教授。国連大学高等研究所客員教授。
東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得。博士(農学)。専門分野は人文地理学・地域経済論。著書に『地域を調べ地域に学ぶ〜持続可能な地域社会をめざして』(共著、古今書院)など。

国分 厚(こくぶん あつし)
山形県農林水産部経営安定対策課課長補佐。
新潟大学農学部卒業。入庁後、各総合支庁農村計画課などで、農業農村整備事業を担当する一方で、グラウンドワーク山形・事務局長、NPO法人喜楽里・理事として、都市、農村地域双方のまちづくり活動にたずさわる。

後藤 春彦(ごとう はるひこ)
早稲田大学理工学術院教授。
早稲田大学理工学研究科博士課程修了。工学博士。著書訳書に、『まちづくり批評』(ビオシティ)『場所の力(ドロレス・ハイデン著)』(学芸出版社)『まちづくりオーラルヒストリー』(水曜社)『景観まちづくり論』(学芸出版社)など。2005年度日本建築学会賞(論文)受賞。

小松 隆二(こまつ りゅうじ)
東北公益文科大学教授。慶應義塾大学名誉教授。
慶應義塾大学経済学部卒業。主著に『企業別組合の生成』(御茶ノ水書房)『大正自由人物語』(岩波書店)『ニュージーランド社会誌』(論創社)『公益とまちづくり文化」(慶應大学出版会)『公益とは何か』(論創社)など。

佐々木 雅幸(ささき まさゆき)
大阪市立大学都市研究プラザ所長。同大学院創造都市研究科教授。
京都大学経済学部卒、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。著書に『創造都市と日本社会の再生』(公人の友社)『創造都市への挑戦』(岩波書店)『価値を創る都市へ』(NTT出版)『創造都市への展望』(学芸出版社)など。

佐藤 剛史(さとう ごうし)
九州大学大学院農学研究院助教。NPO法人環境創造舎主宰。
福岡教育大学卒業。九州大学大学院修了。博士(農学)。著書に『農業聖典』(共著、コモンズ)『市民参加のまちづくり―事例編』(共著、創成社)『ここ―食卓から始まる生教育』(共著、西日本新聞社)など。

柴田 いづみ(しばた いづみ)
滋賀県立大学環境科学部教授。
早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院修了。仏国立建築学校(旧ボザール)卒業。柴田いづみ建築設計、SKMを経て現職。一級建築士。仏政府公認建築家(D.P.L.G)。設計に「JR矢吹駅」(福島県)、「JR行橋駅」(福岡県)。著書に『まちへ』(共著、日刊建設通新聞社)『環境フィールドワークのすすめ』(共著、昭和堂)など。

昌子 住江(しょうじ すみえ)
元関東学院大学工学部教授。神奈川大学大学院非常勤講師。
早稲田大学法学部卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。工学博士。『ネオバロックの灯 四谷見附橋物語』(共著、技報堂出版)『未完の東京計画』(共著、三省堂)『都庁のしくみ』(「東京を考える」第3巻、共著、都市出版)など。

鈴木 雅之(すずき まさゆき)
千葉大学キャンパス整備企画室助教。NPO法人ちば地域再生リサーチ理事・事務局長。
千葉大学工学部建築工学科卒業、同大学院修士課程修了。建築計画コンサルタント事務所勤務の後、現職。博士(工学)。著書に『建築設計テキスト集合住宅』『事例で読む現代集合住宅のデザイン』(共著、彰国社)『団地再生まちづくり』(共著、水曜社)など。

竹沢 えり子(たけざわ えりこ)
銀座街づくり会議企画運営担当。銀座アートエクステンションスクール事務局。
慶應義塾大学文学部卒業。東京工業大学社会理工学部博士後期課程。共著として、『銀座 街の物語』(河出書房新社)など。

谷口 綾子(たにぐち あやこ)
筑波大学大学院講師。
北海道大学大学院工学研究科土木工学専攻修了。博士(工学)。専門分野は都市交通計画、態度・行動変容研究。著書に『モビリティ・マネジメント入門』(共著、学芸出版社)『モビリティ・マネジメントの手引き』(共著、<CODE NUM=01F6>土木学会)など。

デワンカー・バート(Dewancker Bart)
北九州市立大学国際環境工学部建築デザイン学科准教授。NPO法人北九州ビオトープ・ネットワーク研究会理事長。
エコール・デ・ボザールSt-Lucasゲント(ベルギー)卒業。早稲田大学大学院修了。博士(工学)。著書に『シリーズ地球環境建築・専門編1 地域環境デザインと継承(日本建築学会編)』(共著、彰国社)。平成16年度環境に優しい若松まちづくり表彰貢献者賞受賞。

西尾 治一(にしお はるかず)
潟hゥリサーチ研究所代表取締役社長。
東京大学大学院工学系研究科産業機械専門課程修了。トロント大学経済学修士。著書に『エントロピーアセスメント入門』(共著、オーム社)『企業と社会』(共著、総合法令)『共鳴の創造:90年代のトレンドを読む』(共著、TBSブリタニカ)など。

野原 卓(のはら たく)
東京大学先端科学技術研究センター助教。
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修了。葛v米設計、東京大学助手、東京大学国際都市再生研究センター特任助手を経て、現職。一級建築士。著書に『世界のSSD100』(共著、彰国社)など。

三島 伸雄(みしま のぶお)
佐賀大学理工学部准教授。
東京大学工学部都市工学科卒業。同大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。一級建築士。著書に、『都市の風景計画』『日本の風景計画』(共著、学芸出版社)『まちづくりの方法 1巻』『キャンパスマネジメントハンドブック』(共著、日本建築学会)など。

両角 光男(もろずみ みつお)
熊本大学大学院自然科学研究科教授。
早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院修士課程、米国プリンストン大学建築都市計画大学院修士課程修了。工学博士。著書に『建築設計の新しいかたち』(丸善)『中心市街地活性化:三法改正とまちづくり』(共著、学芸出版社)『高度情報化と都市・地域づくり』(共著、ぎょうせい)など。

山重 明(やましげ あきら)
潟mーザンクロス代表取締役。
北海道大学経済学部経営学科卒業。北海道を拠点に、都市再生・地域再生プロジェクトのコーディネーターとして活動。

吉村 元男(よしむら もとお)
鳥取環境大学環境デザイン学科客員教授、地球ネットワーク会議代表。
京都大学農学部林学科卒業。技術士。「万博記念公園の森の基本設計」で日本造園学会賞、著書に『ランドスケープデザイン』(鹿島出版会)『森が都市を変える』(学芸出版社)『環節都市』など。

渡邊 孝之(わたなべ たかゆき)
横浜市都市経営局大学調整課課長補佐。
立教大学法学部法学科卒業。入庁後、都市計画局、都市経営局などで、みなとみらい21地区、横浜都心部再整備などのまちづくりプロジェクト、大学・都市連携事業などを担当。

渡会 清治(わたらい せいじ)
潟Aールトゥ計画事務所代表取締役、NPO法人日本都市計画家協会理事。
武蔵工業大学建築学科卒業。技術士。著書に『都市計画マニュアル』(編著、ぎょうせい)『新・都市計画マニュアル』(共著、丸善)『都市・農村の新しい土地利用戦略』(共著、学芸出版社)など。