本物の農村体験が感動と自信を呼び覚ます
――矢野学(元新潟県安塚町長)
1 心の過疎化からの脱却
2 重荷の雪を逆手にとったまちづくり
3 美しい安塚町の風景を守り育てる
4 田舎体験観光を通じた交流人口の拡大
5 田舎体験観光の反響
6 美しい農村「雪国文化村」を目指して
本物の漁業体験が癒しと環境意識を育む
――今井輝光(「海の学校」代表)
1 「海の学校」を開校した背景
2 「本物志向」を担保する体制づくり
3 より広く、より深いツーリズムの模索
4 ガイドスタッフの養成
5 大きな視点で小さな島を見る
6 「海の学校」は進化し続ける
自然景観を大切にした温泉保養地づくり
――溝口薫平((株)由布院玉の湯代表取締役会長)
1 自然に包まれた小さなまちを守る
2 子供の目線で景観を考える
3 田舎の景観を大切にする湯布院スタイル
4 100年を見通した景観づくり
顧客本位の旅館経営と地域連携
――大西雅之((株)阿寒グランドホテル代表取締役社長)
1 東北海道エリアとしての地域経営
2 競争をせず個性を磨く
3 顧客満足を高めるシステム
4 生き残りはブランド化
5 まちが変われるラストチャンス
6 観光地はエリアの構成部品
そばが国境を越えた人の心をつなぐ
――中谷信一(富山県南砺市市長公室次長)
1 演劇から始まった国際交流への第一歩
2 そばには誘客の魅力がある
3 ネパール王国ツクチェ村との交流
4 そばによる交流の集大成「世界そば博覧会」
5 さらに広がる交流と地域おこしの可能性
下町の外国人宿で真心の国際交流を
――澤 功(澤の屋旅館館主)
1 外国人客受け入れのきっかけ
2 外国人客を受け入れてわかったこと
3 言葉より大切なもの
4 文化・習慣の違いに戸惑う
5 サービスとホスピタリティの違い
6 下町が育む町かど国際交流
地域の官民協働による広域観光情報の提供
――小川原格((株)籔半代表取締役社長)
1 後志地域とは?
2 双方向性のある情報発信を目指す
3 「しりべしiシステム事業」の成果
4 思わぬ副産物が事業の要に
5 官民の絶妙な連携・協働
6 地域人の想いが地域を変える
廃線沿線の魅力を再生した観光鉄道
――長谷川一彦(嵯峨野観光鉄道(株)代表取締役社長)
1 国内唯一の観光鉄道の誕生
2 誰も期待していなかった苦しい船出
3 悲観的予想を大きく覆す好実績
4 沿線の景観の保全に取り組む
5 お客様、地元、自然との共生
6 「観光・健康・環境」がキーワード
質の高い文化を育み地域を再生する
――舩木上次(萌木の村(株)代表取締役社長)
1 ポール・ラッシュ先生の開拓精神
2 清里ブームが沸き起こった頃
3 ブームへの危機感から生まれた「萌木の村」
4 自然と芸術を融合させたフィールドバレエ
5 次の世代に託すための国際交流
6 行政区域を越えた観光連携「八ヶ岳連邦国」構想
7 清里のこれから
女性の生きがい追求が農村に新風を吹き込む
――野田文子((株)内子フレッシュパーク「からり」取締役)
1 夢の持てない農業との出会い
2 自分で作ったものを自分で売る喜び
3 農業にかける自立への第一歩
4 地域ぐるみで直売に取り組む「からり」の設立
5 農家の元気創造の拠点に成長
住民参加の観光リゾートタウンづくり
――佐藤 淨(元徳島県脇町長)
1 観光行政との出会い
2 地元主導型の観光開発を
3 温故知新のまちづくり
4 住民と行政が一体となった町並み保存活動
5 ボランティアが進めるグリーンツーリズム
6 映画ロケを通じ住民参加行政を学習
7 地方分権の旗印に
新しいツーリズムに必要な役場の行動力
――宮ア暢俊(熊本県小国町長)
1 小国杉が新しい風を呼び込む
2 農山村の可能性を引き出す発想の転換
3 一人の画家が愛した原風景を財産に
4 まちづくりの担い手を育てる
5 育った人材がまちづくりの牽引役に
6 「動ける役場」への改革
7 観光の究極の魅力は「人」と「暮らし」
過疎に光をあてたワーキングホリデー
――黒木定藏(宮崎県西米良村長)
1 鄙びた田舎の宝探し
2 先進地に学んだ地域ぐるみの観光振興
3 何もない村に本当に人が来るのか?
4 参加者を癒し、村を潤すワーキングホリデー
5 息を吹き返した村は進化する
6 過疎を地域の活力にする
木の住宅づくりで地産地加地消の生活文化を育む
――山口 昭((株)木の城たいせつ代表取締役社長)
1 本州基準の北海道からの脱却
2 北方圏北海道の「冬」への挑戦
3 住宅づくりから総合生活文化産業へ
4 常識の壁を破ることで得られる本物の感動
5 地域の生活文化に根ざした観光を
観光カリスマ百選