健康・快適なZEHのつくり方
工務店と設計者の新常識


編者

一般社団法人 ZEH推進協議会

国の政策目標であるZEHの普及に貢献する事業者を支援するために設立された民間団体。経済産業省のZEHロードマップ検討委員会にも参画。会員として一般会員(ZEHビルダー・プランナー)、賛助会員(メーカー、流通等)、協力会員(業界団体等)により構成され、ZEHビルダー会員約230社の新築戸建住宅の年間供給戸数は約1万棟を超える。



著者

荒川 源(あらかわ・げん) [担当:2-3、2-4、3-2]

1980年兵庫県生まれ。2007年、工業・化学系業界専門誌の出版社へ入社、2011年に太陽光発電システム業界専門誌の編集長就任。2014年、潟Aスクラストを設立、『月刊スマートハウス』を創刊。2017年、(一社)ZEH推進協議会 理事・事務局長に就任。


今泉太爾(いまいずみ・たいじ) [担当:2-2、3-2]

1978年生まれ。2001年、東海大学工学部卒業。(一社)日本エネルギーパス協会代表理事。築年数で価値が決まってしまう日本の建物評価制度に疑問を持ち、世界基準のサスティナブル建築開発に邁進。国土交通省不動産流通活性化フォーラム、住宅のエネルギー表示の在り方の研究会委員、日独国土交通省共同プロジェクト委員、長野県環境審議会地球温暖化対策専門員などを歴任。


小山貴史(おやま・たかし) [担当:まえがき、全体監修]

1964年熊本県生まれ。1987年、京都大学工学部卒業。2004年エコワークス梶i福岡市)を創業。(一社)ZEH推進協議会代表理事、経済産業省ZEHロードマップ検討委員会委員、環境省クールチョイス省エネ住宅WG委員。著書に『未来の子どもたちを守る家─ゼロ炭素社会の住まいづくり』(創樹社)。


金田真聡(かねだ・まさと) [担当:コラム]

1981年生まれ。2007年、法政大学大学院修了。ドイツ・ベルリン在住。建築家。建設会社設計部に5年間勤務した後、2012年からドイツ・ベルリンに移住し現地設計事務所に勤務。2016年に日独を結んで活動する設計事務所EA partnersを設立。2018年に持続可能な建築・街づくりを目指す人材育成・コンサルティング会社ASOBU GmbHをドイツ・ベルリンに設立。


小林直昌(こばやし・なおまさ) [担当:2-5]

1961年福島県いわき市生まれ。1983年、日本大学建築学部卒業。1983年から建築設計活動を開始し、主に戸建住宅においてエネルギー・温熱環境の設計活動を行う。


高橋 彰(たかはし・あきら) [担当:2-1、2-2、全体監修]

1966年生まれ。1989年、千葉大学工学部建築工学科卒業。住まいるハウジング椛纒\取締役社長。潟潟Nルート、涯G都市建築、且O和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)、日本ERI鰹ネエネ企画推進部副部長、蓋ELLNEST HOME等を経て現職。(一社)ZEH推進協議会運営委員、(一社)日本エネルギーパス協会広報室長、(一社)クラブヴォーバン企画室長。


晝場貴之(ひるば・たかゆき) [担当:2-5、付録]

1976年生まれ。2001年、日本大学大学院工学研究科修士課程修了。都内の設計事務所、及び地元岩手の建設会社にて営業・設計・現場管理を担当した後、2007年より日本ERI葛ホ務。現在、評価企画部主査。全国で省エネ住宅に関する勉強会やセミナーを行っている。


松尾和也(まつお・かずや) [担当:3-1、3-2]

1975年兵庫県出身。1998年、九州大学工学部建築学科卒業。鰹シ尾設計室代表取締役、(一社)パッシブハウスジャパン理事、JIA登録建築家APECアーキテクト。「健康で快適な省エネ建築を経済的に実現する」ことをモットーに、設計活動の他、住宅専門紙への連載や「断熱」「省エネ」に関する講演も行なう。受講した設計事務所、工務店等は延べ6000社を超える。2009年パッシブハウスジャパン設立。2005年「サスティナブル住宅賞」受賞。著書に『ホントは安いエコハウス』(日経BP社)、『新しい家づくりの教科書』『これからのリノベーション』(共に新建新聞社)。