第三版 実務から見た鉄骨構造設計

目 次

100 Sと許容応力度・材料強度
    110 S造
        111 一般事項
        112 鉄骨造から鋼構造へ
        113 耐震設計の基本理念
        114 SI単位と工学単位
        115 鋼材の種類と表示記号
        116 鉄筋の種類と表示記号
        117 コンクリートの種類と設計基準強度
        118 鋼の製造工程
    120 許容応力度,材料強度,幅厚比
        121 鋼材等
        122 定数・許容応力度・材料強度
        123 許容圧縮応力度 fc
        124 許容曲げ応力度 fb
        125 許容支圧応力度 fp
        126 溶接継目の許容応力度等
        127 高力ボルト
        128 ボルト,リベット
        129 鉄筋
        130 コンクリート
        131 幅厚比
        132 破断強度
        133 使用材料と許容応力度・材料強度の実用シート

200 設計ルート
    210 構造関係法令等の基礎知識
    220 構造計算に関する諸規定
    230 設計ルート
        231 構造計算フローチャート
            1. 1次設計,2次設計のルートの判定フロー
            2. Sの構造計算のフロー
        232 〈設計例1〉 設計ルートの判定
        233 〈設計例2〉 設計ルートの判定
    240 2次設計
        241 層間変形角 r の検討法
        242 剛性率 Rs の検討法
        243 偏心率 Re の検討法
            1. 偏心率
            2. ねじれ補正
        244 〈設計例3〉 層間変形角 r ,剛性率 Rs ,偏心率 Re の算定例
    250 保有耐力接合について
    260 保有耐力横補剛について
    270 幅厚比
    280 保有水平耐力の検討法
        281 ブレース架構の保有水平耐力の計算
        282 保有水平耐力計算用の終局モーメント
        283 〈構造設計の定石〉 横補剛・全塑性モーメント・Ds

300 荷重および外力
    310 総括事項
    320 S造の固定荷重
    330 積載荷重
    340 地震力
        341 地震力の計算方法
        342 地震層せん断力係数 Ci の算定
        343 地下および塔屋の扱い
        344 〈構造設計の定石〉 塔屋の架構応力
        345 塔屋,一部地階の地震力の計算
        346 〈設計例4〉 地震力と転倒モーメントの計算例
    350 積雪荷重
    360 風圧力
        361 風圧力の計算
        362 屋根面の計算方法
        363 〈構造設計の定石〉 屋根勾配について
        364 〈設計例5〉 風圧力の計算例
        365 風圧力の注意点
    370 クレーン荷重

400 構造計画と断面仮定
    410 構造計画
    420 ラーメン構造の断面仮定
        421 〈構造設計の定石〉 構造計算手順(略算手順)
    430 階高,スパンの取り方
        431 山形架構の階高・スパン
    440 剛比
        441 剛度・剛比の計算式
        442 〈構造設計の定石〉 剛比のポイント
        443 応力解析の有効剛比

500 床構造
    510 床構造の種類と設計ポイント
        511 デッキプレート
        512 デッキプレートのJIS
        513 合成スラブ
        514 ALC
        515 RCスラブ
        516 デッキ構造スラブ
    520 各種床構造の設計例
        521 共通事項
        522 〈設計例6〉 型枠木製による塔屋屋上RCスラブ SR1
        523 〈設計例7〉 型枠デッキプレートによる屋上RCスラブの設計 SR2
        524 〈設計例8〉 川建QLデッキによる合成スラブの設計 SQL
        525 〈設計例9〉 事務所2階床のALCによる設計 SAL
        526 〈設計例10〉 住宅3階床のデッキ構造スラブの設計
    530 床構造と水平剛性
        531 〈構造設計の定石〉 デッキ構造スラブ,ALC板の水平ブレース・水平トラス
        532 シャーコネクター

600 合成梁
    610 合成梁について
        611 設計における合成梁の取扱い
    620 合成梁の設計
        621 スラブの有効幅および有効厚さ
        622 断面2次モーメント,断面係数
        623 シャーコネクター(スタッド)の設計
        624 スタッドの耐力
    630 設計例と定石
        631 〈設計例11〉 合成スラブの合成小梁
        632 〈構造設計の定石〉 合成梁の剛度とスタッド
        633 〈設計例12〉 合成梁の剛比と層間変形角

700 断面算定式
    710 断面算定式
    720 梁,柱断面算定式について
    730 〈構造設計の定石〉 3つの梁断面算定式の比較

800 梁の断面算定
    810 梁の断面算定式
    820 許容曲げ応力度 fb
        821 〈構造設計の定石〉 横座屈の長さ lb
        822 〈構造設計の定石〉 座屈拘束材の兼用について
    830 大梁の横補剛の検討(2次設計)
        831 均等間隔に横補剛を設ける方法
        832 梁端部に横補剛を設ける方法
    840 梁断面算定
        841 〈設計例13〉 単純梁(H形鋼)
        842 〈設計例14〉 固定梁(H形鋼)
        843 〈設計例15〉 トラス梁の場合
    850 たわみ
        851 たわみ計算と単位調整
        852 ラーメン架構梁のたわみ計算例
    860 シートによる断面算定

900 柱の断面算定
    910 柱の断面算定式
    920 許容圧縮応力度 fc
        921 座屈について
        922 許容圧縮応力度 fc
        923 〈構造設計の定石〉 座屈長さ lk
    930 柱の断面算定
        931 〈設計例16〉 スパン方向がラーメン構造で桁行方向がブレース構造の場合
        932 〈設計例17〉 両方向ラーメン構造の場合
    940 シートによる断面算定

1000 接合方法
    1010 接合方法の原則
    1020 ファスナー接合
        1021 ボルト接合
        1022 リベット接合
        1023 高力ボルト接合
        1024 その他
        1025 ゲージ,ピッチ,縁端距離,穴径
        1026 本書採用のピッチ,はしあき,穴径
    1030 溶接接合
        1031 溶接
        1032 継目の形式
        1033 突合せ溶接
        1034 〈構造設計の定石〉 H形鋼仕口のスカラップ
        1035 すみ肉溶接等
        1036 溶接記号

1100 仕口,継手の設計
    1110 鋼材倶楽部の標準設計
    1120 H形鋼梁仕口の溶接設計(許容応力度設計)
        1121 Mをフランジ,Qをウェブに負担させる方法
        1122 Mをフランジとウェブ,Qはウェブ負担とする方法
        1123 標準接合の許容応力度設計
        1124 〈設計例18〉 標準接合
    1130 仕口の保有耐力接合設計
        1131 曲げモーメントに対する検討
        1132 〈設計例19〉 曲げモーメントに対する検討例
        1133 せん断力に対する検討
        1134 〈設計例20〉 せん断力に対する検討例
    1140 水平スチフナーの検討
        1141 〈設計例21〉 水平スチフナーの設計
    1150 パネルゾーンのせん断補強
        1151 〈設計例22〉 パネルゾーンの設計
    1160 〈設計例23〉 仕口,継手の設計例

1200 柱脚設計

    1210 柱脚の種類
        1211 柱脚の種類と設計ポイント
        1212 埋込み形柱脚の問題点(施工上)
        1213 回転剛性 KBS
    1220 露出形柱脚ピン工法
        1221 露出形柱脚ピンの設計
    1230 露出形柱脚工法
        1231 露出形柱脚の設計
        1232 根巻き付露出形柱脚固定工法
        1233 〈設計例24〉 露出形柱脚設計
        1234 露出形柱脚の終局強度
        1235 〈設計例25〉 露出形柱脚の終局強度設計
    1240 露出形柱脚半固定工法
        1241 露出形柱脚半固定の設計
        1242 〈設計例26〉 露出形柱脚半固定
    1250 露出形柱脚(弾性)固定/ベースパック工法
    1260 露出形柱脚(弾性)固定/日立スーパーハイベース工法
    1270 根巻き形柱脚固定工法
        1271 根巻き形柱脚の設計
        1272 〈設計例27〉 根巻き形柱脚設計
        1273 根巻き形柱脚の終局強度
        1274 〈設計例28〉 根巻き形柱脚の終局強度
    1280 埋込み形柱脚固定工法
        1281 埋込み形柱脚の設計
        1282 〈設計例29〉 埋込み形柱脚
        1283 埋込み形柱脚の終局強度
        1284 〈設計例30〉 埋込み形柱脚の終局強度

1300 斜材(ブレース等)
    1310 斜材について
        1311 〈構造設計の定石〉 ブレース構造の見直し
        1312 〈構造設計の定石〉 K型ブレース
    1320 斜材応力算定図表
    1330 ブレース架構よりの柱軸方向力
        1331 柱軸方向力の計算
        1332 浮き上がり力のある場合の設計法
    1340 斜材設計のポイント
        1341 ブレースの配置
        1342 水平トラス,水平ブレースの設計
    1350 ブレース部材の設計
        1351 許容応力度法によるブレース設計(1次設計)
        1352 ブレースの第1種保有耐力接合(2次設計)
        1353 〈設計例31〉 ブレースの設計
        1354 各種ブレースの設計一覧表
        1355 接合部ディテールおよび引張り耐力一覧表
    1360 ブレース架構の剛性(D値)算定
        1361 ブレースの剛性計算式
        1362 混合架構
    1370 〈設計例32〉 ブレース架構の設計

1400 Sの定石
        1401 〈構造設計の定石〉 H形鋼梁の特殊設計継手
        1402 〈構造設計の定石〉 母材と補強プレートの接合方法
        1403 〈構造設計の定石〉 補強プレートの設計方法
        1404 〈構造設計の定石〉 柱の防火被覆
        1405 〈構造設計の定石〉 ブレースの耐火被覆(建築構造設計指針)
        1406 〈構造設計の定石〉 リング式ターンバックル
        1407 〈構造設計の定石〉 ブレースの立面配置について
        1408 〈構造設計の定石〉 層間変形角の対応
        1409 〈構造設計の定石〉 SM490形鋼
        1410 〈構造設計の定石〉 鉄骨階段の設計
        1411 〈構造設計の定石〉 エンドタブについて
        1412 〈構造設計の定石〉 Sはルート2
        1413 〈構造設計の定石〉 層間変形角の緩和
        1414 〈構造設計の定石〉 輸送上・建方上望ましい部材長さ

1500 基礎
    1510 基礎の分類と索引
    1520 〈構造設計の定石〉 鉄骨造基礎に作用するMの取扱い

    付録