伝統の技を世界で売る方法
ローカル企業のグローバル・ニッチ戦略

もくじ

はじめに

第1章 中小企業の活路は海外にあり ―日吉屋メソッドができるまで―

廃業寸前の和傘屋が世界約15ヶ国でデザイン照明を売るまで
伝統は革新の連続 ―企業理念の重要性―
海外展示会で学んだこと ―日吉屋メソッドの芽生え―
「ネクスト・マーケットイン」のメソッドを確立するまで
日吉屋でできたことは、すべての中小企業でできる

第2章 海外展開の前にすべきこと

まずは自社の可能性を探ろう
めざすは「グローバルニッチトップ」
社内体制を構築する
公的支援の活用法と注意点
英語との付き合い方
コラム 英語力ゼロからスタートし、大きく飛躍した「西村友禅彫刻店」
知的財産権との付き合い方

第3章 海外代理店・バイヤーとともに「売れる」製品開発へ

いざ、海外バイヤーと出会う場へ
海外バイヤーの種類と特徴を知る
コラム プライスリストの作り方
海外販路開拓の9割は人間関係づくり
現地の声を聴き、「売れる」製品のコンセプトと価格設定を追求する

第4章 デザイナー・職人との製品づくり

デザイナー・職人とは対等なパートナー関係で
デザインで「技術」を「感動」に変える

第5章 効果的な広報・ブランディングで知名度を上げる

ブランディングには、商品開発と同じ時間・労力・予算がいる
中小企業こそ、広告よりも「ストーリー」を活かした広報を
コラム 前エルメスインターナショナル副社長 齋藤峰明氏との出会い

第6章 日吉屋メソッドは、どんな分野でも通用する

世界がどんどん近くなる中で
世界の「お誂え市場」が持つ可能性
人との出会いと対話が、視野を広くする

おわりに
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