なぜ僕らは今、リノベーションを考えるのか

もくじ

まえがき─その環境に物語を

第1章 僕らとリノベーション

  • 不動産のクリエイティブディレクション
  • 父の貸しビル、社会の貸しビル
  • リノベーションは問題解決の手段
  • 2000 年とリノベーション
  • 縛られたくない世代の縛られない暮らし
  • 米軍ハウスでの共同生活

第2章 社会とリノベーション

  • あえての「中古」、あえての「賃貸」
  • 暮らしを「編集」
  • 手段の「リフォーム」と考え方の「リノベーション」
  • 空き家時代の「物語」
  • 共感の輪
  • あなたでなければ、ここでなければ、いまでなければ
  • リノベーションで生まれかわる街
  • リノベーションになにができるのか

第3章 ブルースタジオとリノベーション

  • ブルースタジオの仕事− 「モノ」「コト」「時間」のデザイン
  • renovation case 1
    その場にあるべき働き方を発明する―「ラティス青山」
  • renovation case 2
    歴史といとなみを場の価値にする―「うめこみち」
  • renovation case 3
    人と人をつなぐハワイアンの調べ―「テラス・コナ・サーフ」
  • renovation case 4
    公園のようにひらかれた団地―「たまむすびテラス」
  • renovation case 5
    プライドを街の価値にする―「田中衡機ビル」
  • renovation case 6
    隠れた資源を見つけて活かす―うおまちのにわ「三木屋」
  • renovation case 7
    モクミツを住みこなす―「nana」「pinos」
  • mokuchin column
    参加する、育てる、続ける―「木賃アパート再生ワークショップ」
  • renovation case 8
    蓄積された暮らしの価値を次世代につなぐ―「わの家 千峰」
  • renovation case 9
    人と街を食でつなげるシェアダイニング―「スタイリオウィズ上池台」
  • renovation case 10
    成長する住まい―「青豆ハウス」

第4 章 建築家とリノベーション

  • 建築家の職能の拡張
  • リノベーションアーキテクト
  • マルチリンガルな建築家
  • リノベーションの「作品」
  • すれ違う「物件」たち
  • interview建築への能動性を喚起する 聞き手:田中元子
  • マイノリティからマジョリティへ
  • 特殊解だけでなく、一般解にもしなければならない
  • ここまでやらないと建物がかわいそう
  • ともにプレイヤーであるという自覚
  • 開かないと答えがでない
  • 気付いていないものを提供する
  • 自発的にコミットしたくなるほうへ

あとがき