プラハ 建築の森


目 次



プロローグ ボヘミアの森
黒い森
ボイイ人の故郷
森は「緑の城壁」だ
チェコ人が森を拓く

T プラハの誕生

1 ヴルタヴァ川のほとりに住みつく冒険商人
静かな川
プラハは通商の十字路
冒険商人の野営地
2 農民の子が城をつくる
丘の上の城
「木の城」伝説
プラハ城はいかにつくられたか
イルカの形をしたプラハ城
3 修道院は小麦と葡萄酒と石造建築をもたらす
プラハにのこる修道院
自己の救いにはげむ修道士
荒地に小麦と葡萄酒と石造建築を植える
すばらしい図書館をもつストラホフ修道院
特異な柱頭彫刻の聖アネシュカ修道院
4 人々はロマネスク教会に目を見張った
石の街
ロマネスク建築あらわれる
馬にのって闘う聖イジーのバシリカ
三つのロトンダ
5 王と商人が都市をつくる
暴れるヴルタヴァ川
都市は王様の財布
銀山へ通じる火薬塔
人気者のからくり時計
旧市街広場と市庁舎は市民のシンボル

U 黄金のプラハ・・・カレル四世の街

6 神聖ローマ帝国の首都づくり
坂の新市街
神聖ローマ帝国の首都
市壁で囲まれた四つの街
紋章は道しるべ
7 ゴシック教会は「ボヘミアの森」
百塔の街
石とガラスの「聖書」
広場をみまもるティーン聖母教会
聖ヴィート大聖堂はゴシックの傑作
8 ヴルタヴァ川に広場ができる
にぎわう橋
カレルがつくった石の橋
橋は広場となる
9 大学は反抗の砦
旧市街広場の巨大なブロンズ像
カレルはなぜ大学をつくったか
学長フスの闘いと挫折
今日のカレル大学
なにもないベツレヘム礼拝堂

V 歪んだプラハ・・・ハプスブルクの街

10 ルネサンス王宮は「政事の城」と化す
花の王宮
王宮とは何か
ルネサンス建築の登場
展望台とよばれたベルヴェデーレ離宮
星の狩猟小屋は森の宝石
だまし絵のシュワルツェンベルク宮殿
11 国破れてハプスブルクの宮殿あり
城下を覆いつくす宮殿群
チェコ貴族の敗北
傭兵隊長のヴァルトシュティン宮殿
プラハ城よりも高いチェルニーン宮殿
葡萄畑に輝くトロヤ城
12 バロック教会は花ざかり
街を睥睨する彫刻群
バロック建築とは何か
聖ミクラーシュ教会はバロックの殿堂
エレガントな天使のロレッタ聖母教会

W モダンなプラハ・・・チェコ人の街

13 演劇はチェコ人の心を解放する
街中が劇場
民族の自立とチェコ語の復活
劇場の移りかわり
国民劇場は黄金のチャペル
14 街に君臨するモニュメント
ひと味違うアール・ヌーヴォー
チェコ工業博覧会の成功
巨大な街の玄関駅
最後の華となった市民会館
15 彫刻の乱舞するアール・ヌーヴォー・タウン
彫刻の乱れ咲く住宅群
ゲットーの火が消える
パジーシュスカーのアール・ヌーヴォー・アパート
マサリク川岸のアール・ヌーヴォー・アパート
16 キュビズムからアール・デコへ
巨大なボヘミアン・グラス
キュビズム建築とは何か
歴史的な町並みに建つ黒い聖母の館
ヴィシェフラットのキュビズム建築
ロンド・キュビズムの登場
近代建築の萌芽アール・デコ


エピローグ・・建築の森
プラハの春
ヴァーツラフ広場はよみがえる
建築の森

   プラハの市域の変遷
   参考文献


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  • この本にでてくる建築物