堀部安嗣 小さな五角形の家

全図面と設計の現場





私は、それが自分の家でなくても

自分が住みたい家を設計したいと思っています。



設計中、なにか判断に迷った時、

「自分の家だったらどうするか?」

と自分に問いかけ、その時の正直な自分の気持ちを大切にし、

設計の拠りどころとしています。



また、その気持ちがひとりよがりの表現にならないよう、

技術的、経済的、心理的にバランスのとれた客観的な図面を書き、

建設にたずさわる多くの人々の理解と共感を得てゆく時間が、

私の設計の現場です。



堀部安嗣