【受付終了】地元から見た渋谷駅と周辺の再開発|比較住宅都市研究会

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

2012年4月のヒカリエ、2018年9月のストリーム、2019年11月のスクランブルスクエア、同12月のフクラスと、渋谷駅周辺の再開発ビルが続々と開業し、それらを結ぶデッキや地下道の多くも利用できるようになってきました。基盤整備の面では、2008年6月に東京メトロ副都心線と東横線の地下駅での相互直通運転が実現しており、2020年1月には銀座線渋谷駅の明治通り上への移設が完了します。またフクラスの開業とともに渋谷駅西口の広大な新バスターミナルが姿をあらわし、埼京線ホームの山手線ホーム脇への移設と、その新バスターミナルに面するJR新渋谷駅の工事も、2027年度完成をめざして着々と進んでいます。
狭い意味でのデザインは別にして、こうした渋谷駅とその周辺再開発の概要は、2001年頃には地元(駅周辺のビル持ちや商店主や住民)に明らかにされていました。そしてそれに違和感をもった地元有志が申し立てた異議の一部は、いまも下記「渋谷コモン」のサイトで知ることができます。
駅周辺の再開発構想が誰の目にも明らかになりつつあり、それらとはいささか文脈を異にする新渋谷パルコ(2019年11月開業)も見ることのできるいま、かつての地元からの申し立ての意味(あるいは無意味)を、都市計画や再開発やまちづくりに見識のある方々と議論することができれば幸いです。
http://www.shibuyacommon.org/

概要

  • 日時:2020年1月10日(金)18:30~20:30
  • 会場:都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室(渋谷区宇田川町12-3)
  • 参加費:1000円(会場費、飲み物などの費用として利用します)

講師

渡辺 徹氏(有限会社渡辺住環境計画)

渋谷区神泉町生まれ。いまは東急本店の建っている場所にあった旧区立大向小学校(現在は区立神南小学校に統合)に通い、ひきつづき近隣の区立松濤中学、都立新宿高校、東京工業大学建築学科を卒業。地域の建築家をめざして、1983年に(有)渡辺住環境計画一級建築士事務所を開設。まちづくりにも貢献したいと考えていた2001年に渋谷区から第1回渋谷まちづくりシンポジウム「渋谷駅周辺の未来を考える」の呼びかけがあり、それに応えて2009年まで、当時固まりつつあった渋谷駅周辺開発構想の問題点の指摘や考え方の整理、代替案の作成などの活動を駅周辺の商店街や住民の方々と一緒にやりました。

詳細・申込み

http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

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